たしかこの人ずっと50年間、地元にいるので、時々、商店街で、あれ、この人中学校にいたな、ということがある。名前は知らず(8クラスもあった)、かすかな見覚えだけだ。しかし、こういう、邂逅はあまり歓迎できない。えっ、加齢って、こんなになってしまうのか、と思い知らされ、自分にかえってくるからである。