なんとなくわかっている状況を楽しめるか | 研のゲイ術的生活

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研の平凡なゲイ的生活を(ときおりは赤裸々に)語るブログ。

編集者と打ち合わせをしていて、前作のエッセイを読んだ女流歌人が、Kenn さんって、ぜったいあちらの方ですよね?と言ったのに対し、いやー、僕(=編集者)の前ではそんな感じはしなかったですが、と答えたと聞かされる。

この瞬間、カムアウトしようかとも思ったが、やめた。なぜだろうか。

そもそも、「そんな感じ」を深い信頼関係もない人に与えるはずがない。

そんなことも異性愛者はわかっていないことがほとんどだ。想像力のない人にわかるはずがないから、これは、啓蒙、教育の怠慢のせいである。言わなくてはわからない。

それはともかく、みんなだいたいそう思っているが、本人から決定的なことは述べられていないというシチュエーションが、面白い、というより、必ずしもズルくはないと感じるようになった。

単に勇気がないからかも知れないが。