MAMA (電撃文庫)
出会った頃のトトとホーイチの関係は、著者のデビュー作のミミズクと魔王の関係を連想させるものがあります。
魔術の才能がなくつまはじきものトト。オチこぼれで自分の居場所がないどうしようもない寂しさ。
かたや、長い間とらわれたまま自由になれず、人に恐れられている魔王。人を喰ったときに、その人間の心が流れ込んできていた。
「ママ」・・・その意味が分からない。
いつしかトトが大人になっていったとき、少し悲しいけれど心が温まるような結末が待っていました。
自分が誰かの大切な人になれる喜び。誰かに思ってもらえる幸せ。これって素敵なことですね。
本編の他に短編が入ってますが番外編って感じですね。
この作品もすごく良かったですが、私の中でミミズク越えならず。。。
できればミミズクの続編を期待したいです。
★過去に読んだ【紅玉 いづき】作品感想★