手術の翌日、午前中に子供達が面会に行った。
私は仕事で夜まであえなかったのだ…
息子から元気に動いてる画像が届いた。
職場の休憩室で、一緒に休憩中の仲間と見た。
犬とは何と強い生き物だろう。昨日手術したばかりで何時間後かにはもう動けるようになっている。見た目は手術前と全然変わらない。あえて言えばお腹のかたまりが無くなって、ダルダルに皮がたるんでる。
子供達はみんなでマロの回復を喜んでいる。
手術して良かった。心配している血液検査の数値も、昨日よりは少し上がっていた。
マロが疲れない程度に子供達は帰った。
夕方私は面会に行った。
最初見た時はぐっすり眠っていて全然起きない。
起こすのもかわいそうだなと思いながら見ていると、目を覚ました。
狭いゲージの中で、前足には点滴をしていた。
ビックリしたのは、ゲージに張り紙、注意噛み付く!みたいな内容の…えっ、うちのマロが?この温厚なマロが?目を疑った。
先生からその後の様子を聞いて、少し驚いたのは、こんなに元気になってるけど、血液検査の結果が悪いのでいつどうなってもおかしくありません…と言われた。
私は、えっ?
どおいうことなの?
数値がもう少し上がらないと、最悪の事態が起きるかも、それならお家でいさせてあげてはどうか…と。
私もこんな狭いゲージの中でひとりぼっちにはできない。直ぐにでも連れて帰りたかった。
今晩一晩様子を見て、明日の検査の結果で帰るようにしましょう…と。
今夜じゃないのか、まあいいひとまず帰りました。
家に帰りよく考えてみた。
今夜病院にいる理由は?
今夜何かあったら?
もし何かあっても、もう治療のしようがないと言われた。
それならば、今夜連れて帰ろう!
病院に電話をして、連れて帰りたいことを説明した。中々オッケーをもらえなかったが、色々と話し、わかってくれた。雨の中お迎えに行った。
病院に行ったら、マロはまた寝ていた。
無理やり起こして連れて行く、車に乗せる前に、ジャージャーオシッコをした。腰を落とすことが難しく4本足のまました。車に乗せる時も、尻餅をついてしまうほど足が弱っていた。何とか傷口を守りながら、座席に押し込んだ。
車を走らせるたびに、ウーウーと苦しそうな声を出していた。
やっぱり連れてくるのは間違いだったのかな?
無理させてるね、少し反省した。