マロが急に動かなくなり… | アラカン夫婦二人っきりの生活

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私の日々の出来事を、綴って行きたいと思います。毎日笑顔で暮らして行きたい。いろんな事に挑戦して人生を充実させたいなぁ…

10月18日

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仕事から帰宅すると、珍しくマロがお漏らしをしていた。まあ、こんなこともあるか…カーペットの上でしていたので、拭き掃除をして、やっと綺麗になった頃



あれ?そういえばさっきから動かないかも。ずっとここにいる…お漏らししちゃって反省してるのかな?


娘たちが来た。
娘に、マロがお漏らししちゃって、反省してるのかしょんぼりしてるの…
そう言うと、娘は、マロ!どうしたの?お漏らししたって大丈夫だよー。そんなにはしょんぼりしないで!と。


それでもマロはそこから動こうとしなかった。


今度は食べ物作戦
大好きなバナナをチラつかせたり、おでん君がエサを用意したり、


それなのに食いついて来ない。
おかしいな?
動かないし、食べないし、そういえばお水さえも飲んでないかも…

あれ?これってヤバイかも。

意識はあるけど

苦しそうではない。

取り敢えずバスタオルを担架がわりにして、布団に寝かせた。

よおく見ると、前足が震えているようだ。
寒いのかな?
顔だけ出してタオルをかけた。

だんだん心配になって来た。

でももう夜中だし、明日の朝には元気になっているかな?

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手に水をつけて口元に持って行ったらペロペロ舐めた。喉乾いてるのかな、何回も繰り返した…

明日の朝には元どおりに戻ってる、そう信じて寝た。


朝になり、ちょっと動いた。

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やっとの思いで立ち上がり、水を飲んだ。

昨夜よりはイイ、それでもこれから仕事だし、娘に来てもらい様子を見守った。

朝、昨日食べなかったバナナは食べた。少し安心
何でもイイから食べて欲しかった。


仕事を半日で帰してもらい、家に帰ると
少しずつ回復していた。エサも食べたし、散歩も行けた。トイレもした。この調子なら大丈夫だ。


明日は私も休みだし、マロとのんびりしよう。

息子達にもこの一連の事を報告した。
息子は明日、病院に連れていけよ!っといってきた

調子が悪ければ連れてくつもりだ。


10月20日

そんなに調子悪いわけではないけど、何だか元気がない。
やっぱり病院に行こう
何でもなければそれでいい。

娘にも一緒に行ってもらい病院へ

病院は混んでいたので、近くを散歩した。それくらい元気になっていた。

しばらくすると呼ばれた。


今までのことを先生に言うと
先生の顔色が変わった。
ちょっと深刻みたいだ。

今すぐ検査をして詳しく調べたいと。
出来る範囲でやってもらった。

30分後、結果が出て、ビックリするようなことを言われた。

脾臓に大きな腫瘍ができていると。
今すぐ手術しなければ、今日明日の命かもと…

2日前に動かなくなったのは、一部破裂してその時に動けなくなったらしい。おまけに震えは痙攣らしい。そう考えると全て一致した。


手術をしても完治ではないが、今すぐお別れするわけにはいかない。仕方なく、手術を選んだ。
1〜2時間の手術になると説明された。

一旦帰るか、このまま待つか。

即答で待ちます!!と。
手術中に、何かあることもあると言われたし、帰れない、そう思った。

手術は中々終わらなかった。
2時間経ったところで、受付の人に聞きに行った。
癒着がひどくてもう少しかかります…と。


その間に、息子が来た
それからお嫁ちゃんも来た。

手術は3時間かかった。


2キロ程ある大きな腫瘍が摘出された。

見せてもらった

こんな大きなものがお腹の中にあったんだね。
ゴメンね、早く気づいてあげられなくて

取り敢えず、手術は成功しました。
あとは無事に麻酔から覚めてくれれば…
マロは12歳、高齢犬です


麻酔から覚めるまで、お家で待つようにと

家で連絡を待った

下の娘も来た

みんなマロの心配をしてるよ。
お願いだから元気になってほしい…


2時間後、病院から電話が入り、マロが麻酔から覚めたと…
会いに来てくださいと


マロは酸素室の中で目を開けていた。
笑っているようにも見えた。

良かった。本当に良かった。
まだ安心はできないが、少しホッとした。


その夜はみんなでマロの話をした。

ガンバレ!マロ!