世界自然遺産推進室が発足 |   マリモ博士の研究日記

  マリモ博士の研究日記

      - Research Notes of Dr. MARIMO -
  釧路国際ウェットランドセンターを拠点に、特別天然記念物「阿寒湖のマリモ」と周辺湖沼の調査研究に取り組んでいます

こんにちは。

 

4月の人事で、釧路国際ウエットランドセンターから、釧路市の総合政策部に所属が変わり、部屋の名称も、「阿寒湖沼群・マリモ研究室」から「世界自然遺産推進室」に改まりました。

 

これは、昨年、阿寒カルデラ湖沼群の生態系の特異性に関する論文がリリースされたのを受け、世界自然遺産に向けた活動を本格化させる措置の一環で、まずは阿寒の国際的な認知度をあげるべく、UNESCO's Man and the Biosphere Programme(ユネスコ「人間と生物圏」計画、通称「ユネスコ・エコパーク」)登録を目指します。

 

私は申請書の作成を求められており、またイチから勉強です。マリモと阿寒の素晴らしい自然がしっかりと未来に受け継がれて行くよう、なお一層のご支援、宜しくお願い申し上げます。

 

雌阿寒岳から阿寒カルデラを望む(正面は阿寒湖と雄阿寒岳)