目から鱗。
【人生を変える幸せの腰痛学校】
具体的な医療的治療法を示すのではなく、読んで腰痛を改善しようというもの。
認知行動療法について書かれた小説です。
何故この本に出会ったかと言うと、昨年の年の瀬は12/28のこと。子供の夜泣きで抱っこをしていたせいか、急性腰痛いわゆるギックリ腰の状態に見舞われた。曲げても反っても、とにかく体動時に痛くて、久々の苦痛を感じる腰痛だった。
私は確か小学生の頃から当たり前のように腰痛があって、中3の頃には脊椎側湾症が発覚し、2年前には脊椎側湾症の影響による左下肢麻痺の状態となり、神経の圧迫を取るための除圧術を受けた。(過去のブログ参照)
筋緊張による激しい腰痛とは長い付き合いなのだが、久々の気の滅入るような腰痛と休めない育児に本気で参ったんだろうね。
検索したんですよ。
【腰痛のない人生】って。(笑)
苦痛に感じる腰痛がない人はこんなワード検索しませんよね。相当精神的に嫌になってたんだと思うけど(笑)
腰痛なければ、腰が悪くなければ、あんなことやこんなこと出来たな、両手腱鞘炎なんてならなかったな、とかなりネガティヴになってた。
そしたらこの本がヒット。
認知行動療法については無知だったのですが、自分の認識とかつての[自分の中の常識]が覆されるような内容でした。
物事には色んな考え方、自分の知らない側面があること、そして脳が体に思わぬ影響を与えることを教えられました。
認める、認めた上で何をするか。何が出来るのか。これが大切なんですね。
ただ、大事なのはこの本は医療の否定ではないこと。中には内臓疾患に関わる重篤な腰痛が隠れていることもあるのでその場合にはちゃんと専門医の診察を受けましょうと注意書きがあります。
私も医療の専門的治療よって、左下肢麻痺を免れた人間です。半年間、恐怖のビリビリ激痛でつま先が感覚を失っていた左足、今ではちゃんと感覚があり痛くないです。
杖もちゃんと卒業しとります!
無事に出産も出来ました。
背骨は相変わらずグニャっと曲がってるけどね。
自分の中の常識に囚われず、広い視野を持ち、取捨選択をしっかりする。
そしてリラックス!!!
いい学びでした。
母の子供風呂ヘルプとこの本を読んだおかげか、3日で治った。
かなりの慢性腰痛持ちの方、【腰痛のない人生】とか検索しちゃうような方に(笑)オススメ!