若いことのアドバンテージの話 | サブランドへの航海図

おもろいデータをひできちからもらったので、共有しておきます。


こんな創業者が会社を伸ばす 18万社調査で判明



 事業を伸ばす創業者は大学卒業、3年未満の業務経験で会社を立ち上げている――。最新のビッグデータ分析によってどんな創業者が企業を成長させるかが見えてきた。収益性で見た場合には結果が異なる項目もあり、興味深い内容となった。



 京都産業大学の沈政郁准教授と帝国データバンクによるファミリービジネスをめぐる共同研究の一環。帝国データバンクの持つ企業データのうち、創業者が経営している約18万社を対象にこのほど調査を実施。大半が未上場企業であり、実際の企業データを使ったこれほど大規模な創業者の調査は世界でも例がない。


■年齢、学歴と業務経験


 まず明らかになったのは、創業者の年齢と企業規模の関係だ。


 29歳までの創業者を「20代まで」としたうえで、以降を10歳刻みに分けて調べたところ、売上高成長率は創業経営者が若いほど、高いことがわかった。企業の創業期には特有の困難さがあるといわれるが、難局を乗り越えながら売上高を伸ばすには、経営者の若さが原動力の一つになるといえそうだ。


 それでも知識や経験なしで事業を軌道に乗せるのは難しい。それを裏づけるのが学歴と業務経験についての項目だ。


 学歴については、大学を卒業した創業者は最終学歴が高校卒業までの創業者に比べると売上高成長率が高い。起業にはさまざまな知識が必要であり、規模を拡大するには大学レベルの教育や就学を通じて生まれる人のつながりが役立つとみられる。


 興味深いのは、創業者が会社を立ち上げるまでの同業種での業務経験。「3年未満」「3年以上~10年未満」「10年以上」に分けて売上高成長率をみたところ、最も優位なのは3年未満となった。業界経験が短い創業者はそれまでのやり方に縛られることなく、新しいチャレンジがしやすい。そして、それが企業規模の成長につながると考えられる。


 一方、収益性を示す純資産利益率(ROA)から見た場合には逆の結果となった。ROAは創業までの業務経験が長いほどプラスになりやすい。収益性の高いビジネスを展開するには、事業の勘所を押さえる必要があり、そのためには実務を積み上げた経験の果たす役割が大きいようだ。


 調査では創業者の特性やルーツと業績との関係についても調べた。


 特性は営業、管理、技術、経理の4つのうち、創業者自身がどの分野が得意と思うかに基づいて調査。売上高成長率、ROAとも優位に働くのは技術と経理となった。営業や管理を挙げた創業者の会社は成長性や収益性が相対的に低かった。


 特性についての調査を詳しくみると、技術はROAが上がっているときに貢献度が高く、経理はROAが下がっているときに収益悪化の歯止めとなりやすい。収益性を高めるには技術力が、利益の出にくい苦しい局面を乗り切るには経理の能力がそれぞれカギをにぎるといえそうだ。


■地元で創業のほうが優位


 創業者の持つネットワークと業績の関係については、地元出身かどうかを基準に調査を行った。創業者の地元出身率がベスト5(愛知、沖縄、群馬、北海道、大阪の順)と他の都道府県出身率がベスト5(長崎、鹿児島、佐賀、島根、奈良の順)を比較。その結果、売上高成長率、ROAともに地元出身のほうが優位となり、創業時における地域とのつながりの大切さが見えてきた。



 詳しくみるとROAについては、下がっているとき、地元出身のほうがマイナスが小さいこともわかった。未上場企業は多くが同族企業とみられ、選ぶ取引先に同族企業が多いことがこれまでの調査でわかっている。ビジネスがうまくいかないときには地元のネットワークに助けてもらう姿が垣間見える。


 事業の将来については、非同族の後継者がいるほうが売上高成長率で優位、同族の後継者がいるほうがROAで優位と、逆の結果になった。企業を大きくする必要があるときには非同族の後継者を選び、収益力のある安定したビジネスができている場合には同族承継を選んでいるとみられる。上場する同族企業については、事業の停滞を契機に非同族化する半面、好調なときにはファミリービジネスを維持する傾向のあることがこれまでの研究から明らかになっている。今回の結果は同じ傾向が非上場企業でもあることを示す。


 沈准教授は「大半を占める未上場企業についてはまだ知られていないことが多いが、今回、創業者系については成長の要因と業績の要因に違いもあることがわかってきた。今後も研究を進めたい」と話す。解析を担当する帝国データバンク産業調査部先端データ分析サービス課の後藤隼人氏は「例えば業務経験の違いが業績の違いと結びついていることなどから、創業支援をひとまとめにとらえるのではなく、それぞれに合った施策が必要になるのではないか」と強調している。


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と、こんな内容の記事なのですが、僕自身若くして独立しました。


いま、会社で若くして独立したい社員がたくさんいます。自分もそうですが、やはり若いうちに独立するのはいいものです。


失敗する可能性はもちろんありますが、若いうちの失敗なら何度でもやり直せます。案外、気合&根性でなんとかなるものです笑。僕もそうでした。


だから社員のみんなも若いうちにどんどん独立に挑戦してください。若くない社員のみなさんは、独立に対してはなるべく慎重にいきましょう笑


基本失敗しないような状況で独立をしてもらうつもりですが、商売なので何があるかわかりません。


この記事を読んでそんなことを考えました。


今日は火曜日(^^)


楽しんでいきましょう!バリバリ働いてバリバリ遊びましょう!