”メリー喜多川と村西とおるの大喧嘩!” | 何でもアル牢屋

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自分で書くのも何だが、このブログで大ヒットした記事で、アッチコッチでツイートされたりリンクされたり、信じ難い現象だった。二年前の記事なのだが、未だに好評頂いている。書き手として本当に有難い想いである。

先見の明って訳でもないが、この記事は例のジャニーズ事件が騒がれる前に書いたもので、狙ったものでも何でもなく、全くの偶然だった。書いた切っ掛けは作家の本橋信宏が書いた村西とおるの自伝本だった。村西とおると言う人は相当な有名人で、私が小学生の頃から知っていた名前だった。どんな人かまでは知らなかったが、何をやっている人なのかくらいは知っていた。エロの伝道師であり、思春期だった私の性欲を掻き立てるモノを作っていたエロ先生だった。本橋信宏の本を読みながら「あっ・・・そうそう・・・」と思わず声が出た。

この本の中で語られている村西とジャニーズの大喧嘩の話は非常に興味深かった。村西の喧嘩相手はジャニー喜多川ではなく、その姉のメリーだった。このメリーの動き方から察した事は、彼女はジャニーズの裏舞台を暗躍し、メディアを手玉に取り、立ち塞がる妨害者を抹殺していた事だった。村西とおるはジャニーズにとって紛れもない妨害者であった。

時が流れて山田孝之が演じた<全裸監督>がネットフリックスで評判になった頃、メリーは晩年を迎えていた訳だが、目ざとい彼女からすれば複雑な心境だったに違いない。かつて憎んだ喧嘩相手が人気を取っているのだから。