小雪ー「虹蔵不見」(2) | プーの丘日記:詩への旅
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プーの丘日記:詩への旅
古稀を境に前立腺癌(ステージ4)の手当てに専念し、葡萄の自然栽培から撤退することになりました。余生を詩を探す旅に出かけることにします。ジャンルは問いません。俳句からポップスまで。
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小雪ー「虹蔵不見」(2)
中心部を河が蛇行する大都会の美術館の窓の外に季節外れの虹の欠片(かけら)が
申し訳なさそうにひっそりと輝いていた。
冬の虹ビルの谷間にひとかけら まろ
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