今年の小公子ワイン
(当園はワイン特訓内にあります❣️)
1 まず雑味がないのを評価したい。今年は極端に傷みも汚れも少なかった。(一般のワイナリーでは、水洗いの後、雑菌処理剤をかける。)
2 今までも糖度に関係なく捕糖をしなくてもワインになっていたが、今年の葡萄は高いもので24.7度平均に達していた。
3 先ほど、この度数の瓶のものを飲んだのだが、初めてワインらしいワインに仕上がっていた。これが酵母もいれずに手で潰しただけとは
とても信じられない。
4 実に呑みやすく爽やかに胃へと抵抗なく静かに流れ落ちて行く。
5 それが品の良さを感じさせ、一年中このワインを飲み続けても飽きないだろう、という気にさせられる。
6 ワインは技術ではなく葡萄がすべてということを初めて実感した。
7 そして、今年のワインと同じものは来年も作れず、良い葡萄ができる年をVintage Yearと言う。葡萄作りを始めてたかだか22年。一度でもこんな年に恵まれたのを一生の思い出にしたい!