母乳トラブルの代表格、乳腺炎。
私も長男が7ヶ月の頃、しっかり経験済み。
離乳食が二回食になり、
長男はモリモリ食べる系ボーイだったので、
私は調子に乗ってどんどん量を増やした。
それによって母乳供給量が減り、
ヤツがやってきたのだ。
その日は朝からなんだか乳が痛いな〜と思っていた。
まぁ昨日の夜長男がよく寝たからかな、
とかのんきに考えて普通に過ごしていたら、
夜寝る時にとんでもない悪寒を感じた。
さすがに30年生きていた私、
すぐに察した。
これはとんでもない熱が出る。
とにかく寒くてガタガタ震え、イマイチ寝られないまま明け方熱を測ると、
39.6度。
だよね。
そして乳がめちゃくちゃ痛い。
これは乳腺炎未経験の私でもさすがにわかった。
乳腺炎である。
当時7ヶ月のわんぱく長男育児中。
夫は忙しく帰宅は夜22時前後。
両実家新幹線の距離。
私は青ざめた。
そもそも乳が痛すぎて腕を上げられず、
抱っこなんて想像もつかなかった。
恐る恐る乳を見てみると、
赤い。腫れている。
乳って腫れるんだ。
起きてきた夫に熱を伝えると、
夫は私よりも青ざめていた。
だよね。
夫はすぐ体調を崩すが、私はなぜか結婚後めちゃくちゃ身体が強くなり、夫に看病してもらった経験はない。
私が倒れたら夫には不慣れワンオペ&不慣れ看病という地獄が待っている。
なんやかんやで乳腺外科に行ったものの、
「とにかく赤ちゃんに吸ってもらうしかないのよね」
と素敵な笑顔で言われ、妊娠、出産時に感じた「母体理不尽なダメージ背負いすぎ問題」にまたぶつかることになった。
とりあえず詰まりをとる作用があるっぽい漢方と、
さほど効かないカロナールを処方されて終わった。
帰宅してからは長男に申し訳ないほど
ひたすら吸ってもらった。
ちょっとむせたりしてた。
詰まってるっぽい箇所を素人なりにもみほぐしてみたりした。
痛くて脂汗が出た。
そしてそのコンディションでも長男の寝かしつけはお昼寝も抱っこだったので、
心を無にして寝かしつけをした。
なんとかワンオペ風呂も終え、
夜の寝かしつけも完了した時、
これ耐えたらインフルとか余裕だな。
と思える強さを手に入れた。
そして、その後しばらくしてまんまとコロナにも感染したが、
私個人としては乳腺炎のほうが50倍きつかった。
なぜ急に乳腺炎を振り返っているかと言うと、
次男も離乳食が進み、
またしても気配を感じて思い出したのである。
いろんな角度で吸ってもらう、
詰まりを感じたらほぐしながら授乳する、
という予防策でなんとか持ち堪えている気がする。
絶対になりたくない、
と言う強い意志をもって全力でゴリゴリほぐしている。痛いけどそんなこと言っていられない。
ほんとに母体は理不尽トラブルが多すぎる。
乳の供給量の調整も、
可能な限りタイムリーになりますように