ユウコさんの死の知らせに動揺した私は、真っ先に母に電話をしました。ユウコさんを知る共通の知人は母しかいなかったし、私がどれだけ彼女を慕っていたかを知っているのも母しかいなかったからです。
きちんとお別れができなかった後悔、ショックが先に立ってまだ気持ちの整理がつかないことを母に打ち明けて泣けたら楽になるかな…と一瞬考えたのも事実です。が、話し始めた途端、そんな幻想を抱いた自分に後悔しました。
母「うちにもはがきが来たわよ、びっくりよね」
私「私、去年の月に会った時は元気そうだったのよ。でも今考えたら虫の知らせだったのかもしれない。お土産くれたり写真を一緒に撮ったり、思い出を形として残してくれたから…」
母「へえ。私はもうあれっきり会ってないしね。で、何歳で死んじゃったの?」
…『交流が続いていたんだもの、辛かったわよね』とか『きっとユウコさんもまろんにお別れを言ってくれたのね』とか『特別のご縁があったのね』とかそういう慰めを期待していた私には肩透かしを食う思いでした。
挙句、「ねえ、これユウコさんのお父さんから来てるはがきだけど、お悔やみの言葉をこちらから送る必要、ないわよね?そんなことしなくてもいいわよね?」
ああ、そうだった。こういう人だったよね。自分の愚痴は延々と聞かせる癖に、私の辛さや苦しみに共感するどころか慰めすら言ってくれたことなかったのに、今更そんなことしてくれるわけがない。 期待した私がバカでした…