「今年初の梨はもう食べた？」
まだ食べていないですね〜
今日はなしの日という事で、去年は「Pear(西洋梨)」のワードから「Sum Pear(サム・ペア)」というアメリカのサイケデリック・デュオを選んでいました。
今回は、もう「ペア(Pear)」では難しそうなので、また自由選択とさせていただきます。
で、何にしようかと思ったのですが、まだ「REQUE」という有料配信用のサイトがアメーバ内にあった頃にレーベル特集用のページを作っていて、第1弾として「Deram/Decca」レーベルの「Nova」シリーズを取り上げていました。
「REQUE」のページはもうないですが、その時に音源提供用にこのブログ上でも簡単に紹介していて、それは今でもまだ残っています。
その中に、フォークサイケ系の「Jan Dukes De Grey(ジャン・デュークス・ディ・グレイ)」というグループがいて、「Decca Nova」レーベルからは1stアルバムの「Sorcerers」がリリースされていました。
このアルバムは全18曲で構成されていて、1曲1曲がとても短かったのですが、続く「Transatlantic Records」からリリースされた2ndアルバム「Mice And Rats In The Loft」は、逆に全3曲という大作でのリリースでした。
コンセプト性も高く内容も優れておりましたので、今回はこの2ndアルバムから1曲選んでみたいと思います。
どれにするか非常に迷いましたが、今回はSide Oneを丸々使った曲「Sun Symphonica」を選んでみました。
19分近いロングバージョンです。
尚、「Transatlantic Records」からリリースされたアルバム・ジャケットは非常にデリケートな作りとなっていて、良いコンディションを維持するのが難しく、ジャケット・コンディションの良いものは今では非常にレアなアルバムです。
ジャケット自体はコーティングされた見開きなのですが、1枚ものの厚手のペラ紙で、その内側に左右に動くように中心部にクリアファイルのような透明な厚手のビニール袋が貼り付けられているという仕様になっていて、時間の経過と共にその糊付けが剥がれて殆どのジャケットが分離してしまっています。
2003年にイタリアの「Earmark」からレコードが初めて再発されましたが、こちらも非常に良い作りで、しかもクリアビニールでのリリースでした。
その他、2008年にはイギリスの「Mischief Music」からCDも再発されています。
グループ自体は2ndアルバムリリース後に正式なリリースはありませんでしたが、その後もレコーディングしていた音源があり、その音源を集めたアルバムが2010年に「Strange Terrain」というタイトルで2010年にリリースされています。
JAN DUKES DE GREY – Mice And Rats In The Loft (Transatlantic Records.TRA 234) 1971年から「Sun Symphonica」
アルバム収録曲
Side One
1. Sun Symphonica
Side Two
1. Call Of The Wild
2. Mice And Rats In The Loft
クレジット
Drums – Denis Conlan
Flute, Clarinet, Saxophone – Michael Bairstow
Guitar, Trumpet, Trombone, Strings [Zelda Chord] – Derek Noy
Written-By – D. Noy
Producer – Stuart Taylor
Engineer – Robin Sylvester
Design [Sleeve] – Caroline Browne
Photography By – Keith Morris
Discography
「Albums」
＊ Sorcerers Decca.DN8/SDN8 1970
＊ Mice And Rats In The Loft Transatlantic Records.TRA 234) 1971
＊ Strange Terrain (Recorded 1976-77) Cherry Tree.CRTREE007 2010
1stアルバム「Sorcerers」の紹介ページです。
ヤマボウシ(山法師)です。これも昨日撮った写真です。
ハナミズキもよく似ている花ですが、ヤマボウシで間違いないと思います。
ヤマボウシの花言葉は「友情」です。
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