「ひなまつりに食べたい料理は?」
ひなまつりには全く縁がないので、食べたい料理と言われても全然思い浮かびません....
今日はひなまつりの日という事で、去年は「桃(Peach)」をワードに「Sweet Peach」というオーストラリアのレーベルから、「Fraternity(フラタニティ)」というグループの1971年の1stアルバム「Livestock」を選んでいました。
Fraternity(フラタニティ)は、AC/DCに1974年から80年まで在籍していたボーカリストのBon Scott(ボン・スコット)がいた事で知られていました。
今回は、昨日「The Paisleys(ペイズリーズ)」を取り上げる際にもう一つ候補に上げていた「Majic Ship(マジックシップ)」というグループにしたいと思います。
「Magic」ではなくて「Majic」と書く「Majic Ship(マジックシップ)」は、1966年にニューヨーク市で結成されました。
元々は「The Primitives(ザ・プリミティブズ)」というティーンエイジャーのガレージグループで、その後暫くは「The New Primitives(ザ・ニュー・プリミティブズ)」として活動していました。
1968年、大学への進学の為グループを抜ける者が現れ、活動が危うくなっていた時期に、50年代の元クルーナー(歌手)でマネージャーとなっていた「Johnny Mann(ジョニー・マン)」がバンドのライブを見て、レコーディング契約を結ぶことを約束します。
そして抜けたメンバーの穴を埋めるべく新たなギターが加わり、グループ名を「Majic Ship(マジックシップ)」と改めレコーディングを開始します。
1968年にリリースされたデビューシングル「Night Time Music」が地元でヒットし、続く2ndシングル「Hummin'」と共に全国的に放送されるようになります。
そして、多くのツアーと更に何枚かのシングルをリリースした後の1969年の夏、1stアルバム「Majic Ship」をリリースする為レコーディングを開始します。
制作に当たっては、同じニューヨーカーのグループ「Vanilla Fudge(バニラ・ファッジ)」を強く意識していました。
という事で、今回はこの1969年の1stアルバム「Majic Ship」の中から、3曲選んでみたいと思います。
先ずはSide Oneの2曲目でアコースティックな曲「Wednesday Morning Dew」、そして同じくSide Oneから6曲目のブルージーなハードロック「Free」、最後にSide Twoの4曲目でラスト曲のサイケデリックなナンバー「Cosmo's Theme」です。
グループはこの後2ndアルバムのレコーディングの計画も立てていましたが、その最中スタテンアイランドにあるバンドのシェアハウスが全焼するという不幸に見舞われ、何の保険も掛けず機材を焼失してしまったグループは結局解散に追い込まれました。
MAJIC SHIP – Majic Ship (Bel-Ami Records.BA-711) 1970年から「Wednesday Morning Dew」
MAJIC SHIP – Majic Ship (Bel-Ami Records.BA-711) 1970年から「Free」
MAJIC SHIP – Majic Ship (Bel-Ami Records.BA-711) 1970年から「Cosmo's Theme」
アルバム収録曲
Side One
1. Sioux City Blues 2:56
Written-By – Polimeni
2. Wednesday Morning Dew 3:02
Written-By – Garrigan, Nikosey
3. Life's Lonely Road 2:47
Written-By – Garrigan, Nikosey
4. We Gotta Live On 3:15
Written-By – Riozzi
5. Where Are We Going 2:32
Written-By – Nikosey
6. Free 4:16
Written-By – Garrigan, Polimeni
Side Two
1. Down By The River - What It's Worth (Medley) 10:46
Written-By – Young, Stills
2. Nightmare 2:36
Written-By – Polimeni, Nikosey
3. Too Much 3:33
Written-By – Garrigan, Polimeni, Buckman
4. Cosmo's Theme 3:44
Written-By – Riozzi
クレジット
Backing Vocals, Bass, Organ – Cosmo (Gus) Riozzi
Drums – Rob Buckman
Lead Guitar, Acoustic Guitar – Phil Polimeni
Lead Vocals, Rhythm Guitar, Acoustic Guitar, Photography By, Design – Tommy Nikosey
Lead Vocals – Mike Garrigan
Producer – Majic-L Enterprises
Lacquer Cut By – sf
Discography
「Albums」
* Majic Ship Bel-Ami Records 1970
* Songwaves Project (CD, Album) Cozy Beef Music Publishing.CBM101 1999
「Singles」
* Night Time Music B.T. Puppy Records 1968
* Hummin' Majic-L Stereo Records 1969
* On The Edge Crazy Horse.1317 1969
* To Love Somebody Crazy Horse 1970
* Wednesday Morning Dew P.I.P. Records 1972
昨日の続きで、こちらは「ハナニラ」です。
「悲しい別れ」「耐える愛」「恨み」「卑劣」といった、あまり良い意味では使われない言葉を、花言葉として持つ「ハナニラ」ですが、3月26日の誕生花でもあり、春の別れの季節に対する意味合いもあるのかも知れませんね。
ヒガンバナ科ハナニラ属の南アメリカ原産の多年草で、繁殖力がとても強く光に反応する性質があるため、太陽の光に向かって花を咲かせ、雨の日や曇りの日そして夜間は花を閉じます。
星のような形をした1〜2cm程の白や青紫色の花を咲かせ、春の訪れを告げる美しいシンボルとなっています。
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