「好きな恋愛映画は?」
"今日はキスの日" で検索してみたら、「1946年(昭和21年)のこの日、日本で初めてキスシーンを撮影した映画『はたちの青春』が封切りされたことに由来 しています。」と出ていました。
昭和21年5月23日という事は、まだ終戦から1年経っていない訳ですから、復興に向かう時の勢いってやっぱり凄いものなんですね。
今日はキスの日という事で、Bob Welch(ボブ・ウェルチ)のソロ・デビュー作「French Kiss(フレンチ・キス)」を取り上げてみました。
Bob Welch(ボブ・ウェルチ)といえば、やはり1971年から1974年までFleetwood Mac(フリートウッド・マック)のメンバーだった事で広く知られているミュージシャンですが、個人的にはFleetwood Mac(フリートウッド・マック)を抜けた後にJethro Tull(ジェスロ・タル)やWild Turkey(ワイルド・ターキー)いたベーシストのGlenn Cornick(グレン・コーニック)等と共に結成したロック・パワー・トリオ「Paris(パリス)」の2ndアルバム「Big Towne, 2061」の印象がとても強いです。
このレコードを購入したのはアメリカ盤で、しかも右上にドリルホール状の穴の空いた所謂カット盤と呼ばれるものでしたので、リリースされてから暫く経って、売れ残りの見切り品として出回ったものでした。
どういう経路で買ったのかはもう覚えていないのですが、爪でシールドを開けた記憶があるので、新品を買ったのは間違いありません。
針を落として2曲目のタイトル曲「Big Towne 2061」を聴いた時、身体中に ビクビクっと、衝撃が走りました....。
普通にビート・ロックなのですが、「何かが違う...」と、当時まだ未熟な学生だった私でもその違いを聴き取っていたようですね。
しかし、そんな素晴らしいアルバムでも、カット盤として見切らなくてはならない位売れ残ってしまった訳ですから、音楽は本当に魔物です。
Bob Welch(ボブ・ウェルチ)のソロ・アルバム「French Kiss(フレンチ・キス)」は、元々はこのParis(パリス)の3rdアルバムとして制作する予定だったアルバムで、結局その途中でバンドが解体してしまった為にソロ名義で、しかもFleetwood Mac(フリートウッド・マック)のメンバーの協力を得て制作されました。
結果的にそれが功を奏したのか、非常に聴きやすいアルバムとなり、大ヒットとなります。
特に印象的なのがFleetwood Mac(フリートウッド・マック)の1972年のアルバム「Bare Trees(枯れ木)」に収録された曲「Sentimental Lady(悲しい女)」のリメイク版が大ヒットとなった事です。
Lindsey Buckingham(リンジー・バッキンガム)とChristine McVie(クリスティン・マクヴィー)がプロデュースしています。
それ以外にも「Ebony Eyes(エボニー・アイズ)」や「Hot Love, Cold World(ホット・ラブ、コールド・ワールド)」がチャートインしています。
という事で、今回はその「Sentimental Lady(悲しい女)」とParis(パリス)の2ndアルバムから「Big Towne 2061」とラスト曲「Janie(ジャニー)」の合計3曲を選んでみました。
BOB WELCH – French Kiss (Capitol Records.ST-11663) 1977年から「Sentimental Lady」
アルバム収録曲
Side 1
A1 Sentimental Lady 2:51
A2 Easy To Fall 3:31
A3 Hot Love, Cold World 3:39
Written-By – John Henning
A4 Mystery Train 3:07
A5 Lose My Heart 1:55
A6 Outskirts 3:19
Written-By – John Carter
Side 2
B1 Ebony Eyes 3:33
B2 Lose Your... 0:45
B3 Carolene 3:13
B4 Dancin' Eyes 3:20
B5 Danchiva 3:15
B6 Lose Your Heart 3:16
クレジット
Drums – Alvin Taylor, Mick Fleetwood (曲: A1)
Guitar, Bass, Vocals – Bob Welch
Written-By – Bob Welch
Mastered By [Runout Etch] – KP
Producer, Arranged By, Guitar, Backing Vocals – Lindsey Buckingham (曲: A1)
Producer, Keyboards, Backing Vocals – Christine McVie (曲: A1)
Producer – Carter
Engineer – Ken Caillat (曲: A1), Richard Dashut (曲: A1), Warren Dewy
Art Direction – Roy Kohara
Design – Art Sims
Photography By – Daniel Catherine, Olivier Ferrand
PARIS – Big Towne, 2061 (Capitol Records.ST-11560) 1976年から「Big Towne 2061」
PARIS – Big Towne, 2061 (Capitol Records.ST-11560) 1976年から「Janie」
アルバム収録曲
Side 1
A1 Blue Robin 2 :26
A2 Big Towne 2061 4:30
A3 Pale Horse Pale Rider 3:22
A4 New Orleans 4:14
A5 Outlaw Game 5:16
Side 2
B1 Money Love 3:52
B2 Heart Of Stone 2:40
B3 Slave Trader 3:07
B4 1 In 10 2:59
B5 Janie 7:27
クレジット
Percussion [Drums] – Hunt Sales
Guitar [Bass] – Glenn Cornick
Guitar – Robert Welch
Keyboards – Glenn Cornick
Vocals – Robert Welch, Hunt Sales
Producer – Bob Hughes
Engineer – Bob Hughes
Lacquer Cut By – KP (曲: Side A), Wly (曲: Side B)
昨日の続きです。
こちらは白のタチアオイです。
白色の花言葉は、「高貴」「神聖」「野心」です。
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