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「普段着はズボン派?スカート派?」
と、聞かれても.....
今日はコットンの日という事で、去年は「コットン」のワードから、「Cottonwoodhill(コットンウッドヒル)」というアルバムを1971年にリリースしていた「Brainticket(ブレインチケット)」というドイツのバンドを取り上げていました。
リンクも貼っておきましたので、もし宜しければ聴いてみて下さい。典型的なアシッド・サイケデリックです...。
今回は昨日の続きで、「H & F Recordings」のもう一つのグループ「Agincourt(アジンコート/アジャンクール)」の「Fly Away(フライ・アウェイ)」というアルバムを取り上げてみたいと思います。
Peter Howell(ピーター・ハウエル)とJohn Ferdinando(ジョン・フェルディナンド)のH & F Recordingsは、先ず1969年に2人の名義で「Alice Through The Looking Glass」というストーリー性のあるフォーク・アルバムをプライベートプレスでリリースします。
その後、1970年に女性ボーカルでIthaca(イサカ)のボーカルでもあるLee Menelaus(リー・メネラウス)を加えてリリースしたアルバムが本作「Agincourt/Fly Away」です。
この時、既にフルートのAndrew Lowcock(アンドリュー・ローコック)とドラムスのBrian Hussey(ブライアン・ハッセー)は、一部の曲で参加していますが、基本的にはトリオ編成なので、Ithacaよりもストレートなフォーク・ソングが展開されています。
そしてこの後、1972年に更にメンバーを増やしてリリースしたアルバムが「Ithaca/A Game For All Who Know」でした。
それにしても、聴いていて何処と無く日本的に聴こえてしまうのは、やはりこのアルバムのベースにある英国やアイルランドのトラッドソングのメロディラインが、日本人の感性に合っているからなのでしょうか。
上手いとか下手とか、そういう事は一切関係なく、いつの間にか聴き入ってしまいます。
という事で、今回はどの曲にしようか迷いましたが、3曲選んでみました。
先ずは1曲目の「When I Awoke」と、残りのはラストの2曲「Kind Sir」と「Through The Eyes Of A Lifetime (Parts I-III)」です。
なお、この「Agincourt/Fly Away」も最初に再発したのはBackgroundレーベルで1994年の事でした。
その後2000年に入って「Acme」を始め、いくつかのレーベルからレコード、CD共に再発されています。
それから昨日もご紹介しましたが、2017年にリリースされた「Grapefruit Records 」のボックス5枚組CD「H & F Recordings – A Game For All Who Know」は、「Agincourt/Fly Away」と「Ithaca/A Game For All Who Know」に前述のPeter Howell-John Ferdinando名義の「Alice Through The Looking Glass」と他に1枚のアルバム、そして最後に「Ithaca/A Game For All Who Know」の後の音源で、様々な人が関わったフレンズ名義のアルバムの計5枚が収められています。
AGINCOURT – Fly Away (Merlin Records.HF 3 1970年 / Background.HBG 123/6 1994年CD Reissue)から「When I Awoke」
AGINCOURT – Fly Away (Merlin Records.HF 3 1970年 / Background.HBG 123/6 1994年CD Reissue)から「Kind Sir」
AGINCOURT – Fly Away (Merlin Records.HF 3 1970年 / Background.HBG 123/6 1994年CD Reissue)から「Through The Eyes Of A Lifetime (Parts I-III)」
アルバム収録曲
Side One
A1 When I Awoke 3:20
A2 Though I May Be Dreaming 3:18
A3 Get Together 2:55
A4 Joy In The Finding 3:14
Flute – Andrew Lowcock
A5 Going Home 2:34
A6 All My Life 2:59
A7 Mirabella 1:45
Drums – Brian Hussey
Side Two
B1 Take Me There 2:37
B2 Lisa 2:40
B3 Dawn 3:23
Flute – Andrew Lowcock
B4 Barn Owl Blues 3:09
Drums – Brian Hussey
B5 Kind Sir 3:03
Flute – Andrew Lowcock
B6 Through The Eyes Of A Lifetime (Parts I-III)
a The Poem 2:00
b Peace Of Mind 1:20
c Closing In 2:00
クレジット
Performer [Agincourt] – John Ferdinando, Lee Menelaus, Peter Howell
Arranged By, Producer – Agincourt
Engineer – Brian Croney
Mixed By – Brian Croney
Graphics Design – Veronica Ruddin
Written-By – John Ferdinando (曲: A6 to A7,B1, B3, B6a, B6b), Peter Howell (曲: A1 to A5, B2, B4,B5, B6c)
Agincourt – Fly Away
Ithaca – A Game For All Who Know
ツルニチニチソウです。綺麗に撮れました。
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