こんにちは
まーにゃですニコ

今日から立春の次侯の
黄鶯睍睆(こうおうけんかんす)」に入りました

このフォルムと眼差し、愛しくなる可愛さですラブ


鶯(うぐいす)が山里で鳴き始める頃
とされています。

睍睆(けんかん)」とは
まるく浮き出て見えるさま
みめよいさまという意味で
鳴き声の良いさまを表しているそうです。

鶯は
日本三鳴鳥(さえずりが美しい日本の鳥)のひとつになります。
ウグイス(鶯)「ホーホケキョ」
オオルリ(大瑠璃)「ピリーリー」
コマドリ(駒鳥)「ヒンカララ」

昨年書いた記事です。
昨年もうぐいす餅について書いてましたw

美味しい鶯

この色、このフォルム、まさに鶯❣️
日差しが柔らかくなり
春の気配を感じるこの時期。

まだうぐいすの鳴き声を聞くには早いですが
春を待つ人の気分を表した
この季節にぴったりの和菓子ですね♫


求肥に青大豆のきな粉をまぶした「うぐいす餅」

お肌に良い鶯


【鶯のふん】が洗顔料として使われていたこと
ご存知だったですか❓

野生のウグイスの好物は毛虫です。
梅の青葉を食べた毛虫を食べるために
梅の木にととまり
梅に鶯、となりますウインク



鶯は毛虫の身体の蛋白質と脂肪と青葉の葉緑素と
そのエキスを食べることになります。
毛虫を食べたウグイスは
胃や腸で強力な消化酵素を分泌し
食べた毛虫を消化します。

が、腸が大変短いため
蛋白質や脂肪の分解酵素や漂白酵素などが
糞にたくさん含まれたまま排出され
この酵素こそが肌を
美しく整える成分になります。

糞の中の蛋白・脂肪分解酵素が
肌にたまっている垢や脂肪を溶かし
漂白酵素は肌のシミや色白効果があるそうです。


江戸時代になると芸者さんや歌舞伎役者が
白粉(おしろい)を落とすときに
鶯のふんを用いるようになります。

鶯のふんは現在販売終了しているようです。

鶯のふんから洗顔料を製造するためには
鶯を大量飼育する必要がありますが
日本では鳥獣保護の法律があるため
飼育できません。

また、海外でも
野生動物の取り引きを規制する
ワシントン条約ができたため
製造が難しくなり販売終了となったようです。

かつて
「うぐいすの粉」を販売していた
美容文化社さんは
日本に伝わる“自然化粧料”にこだわった
製品づくりをされているそうです。

化学的に合成された成分をなるべく使わない
というスタイルとのこと。

「うぐいすの粉」に近い効能を期待できるのが
以下の2商品だそうです。

小豆の粉


小豆(あずき)の外皮に含まれるサポニンで角質をケアし、くすみを落とす洗顔パウダーです。いわゆる“スクラブ洗顔”です。

ぬか袋


“ぬか袋にお湯を含ませて、お肌をなでる”という使い方をします。石鹸が使われるようになる明治初期まで受け継がれてきた美容法です。
乾燥肌・敏感肌の人にも負担が少ないそうです。

鶯の話から小豆の話になってしまいました
お米や小豆の様々な効果については
またゆっくりと書きたいと思いますチュー