こんにちは

まーにゃですニコ


東京はソメイヨシノが

見頃ですね🌸


江戸時代のお花見について書いた記事です

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桜は

バラ科サクラ属に分類され

300種以上の品種があります。


現在、日本にある桜の

78割がソメイヨシノとも言われていますが


江戸時代には

実に多様な品種の桜が

各所に植えられていたそうです。



各種の桜について

様々な資料が残っていて

当時の様子を伝えています。



🌸草木写生春秋之巻

春上・春下・秋上・秋下の

4巻から成り

そのうちに桜の絵も含まれます。


以下の絵では

姥桜」「山桜」「毬花桜」が

描かれています。

「寛文五(1665)年三月四日濃州於加納写生」


🌸梅園草木花譜 春之部巻1-4

『梅園草木花譜』(文政81825)年序)

毛利梅園の画譜中最大の規模で

江戸時代屈指の植物図譜の一つです。

「春・夏・秋・冬」に分けられています。

「春之部」には

桜も複数の品種が載せられており

掲載画像はその一部分です。


🌸桜花譜



坂本浩然

桜の写生画で知られた人物で

29種の桜が写生的に描かれています。


上の画像にある緑の葉の桜は「桐ケ谷ツ

赤みのある花弁の桜は「爪紅

という品種だそうです。



🌸櫻花譜




作者や年代は不明ですが

「左近桜」「玉桜」「森之雪」「薄墨桜」「吉野山桜」「嵐山」「浅黄桜」「紅延命桜」「大菊桜」「常盤桜」「桐ヶ谷」「普賢象」

12種の桜が詳細に描かれています。


🌸さくらづくし



こちらも作者や年代は不明だそうですが、

きれいな絵ですね✨


🌸


花の色も

咲く時期も

それぞれ異なる桜が

江戸の人々の目を楽しませていたのですねラブ


🌸参考 国立国会図書館