こんにちは

まーにゃですニコ


前回は、江戸時代の洗髪について

書きました。

『江戸時代の洗髪は半日がかり❗️』こんにちはまーにゃです先日、江戸の銭湯について書きました♨️『お風呂大好き江戸っ子*身分を超えた大人のサロン』こんにちはまーにゃです寒い日が続きますね暖かいお…リンクameblo.jp


今日は

江戸時代の女性の髪型について。


喜多川歌麿「両国橋上下」 (上) 


代表的なものに

島田髷,丸髷,桃割れ,勝山髷,結綿 (ゆいわた) 

などがあります。


江戸時代には

身分,年齢,職業,既婚,未婚,貧富の差

などによって髪型も規制されていたそうです。


日本髪は

前髪、髷、鬢(びん)、髱(たぼ)

4つのパートに大きく分けられます。

かつらしげもりさんより


髪の毛を結った部分と頭頂部が髷(まげ)

顔の両サイドが鬢(びん)

襟足あたりの部分が髱(たぼ)

髱は「つと」とも呼ばれています。


ピンク薔薇


大きい髷の流行

後期初頭の寛政6年(1794)頃から

約15年ほどの間は

歌麿の浮世絵に見られるような

大きい髷が流行しました。

喜多川歌麿「姿見七人化粧」 

寛政前期の江戸三美人の一人、難波屋おきたさん。

後姿も美しいですねラブ


遊女の髪型で典型的な「立兵庫」(横兵庫)や

髷先の大きい「島田髷」などです。


立兵庫髷

      葛飾北斎『花魁と禿』

豪華で迫力ありますね!


スッキリ髷の流行

しかし

大きすぎる結髪は次第に飽きられ

均整のとれた大きさになり


江戸後期は

中期の技巧的で華美な結髪が廃れ

スッキリした髪風が主流になりました。


武家から町家に至るまで

若い女性は島田髷

既婚女性は勝山から発展した丸髷

一般的な髪型だったそうです。


つぶし島田

伊東深水

「高砂浴衣美人百姿 其十六」

江戸後期、島田髷といえばこの髷をさすほど

つぶし島田」は人気でした。


この絵のように透けて見える鬢(びん)を

燈籠鬢」(とうろうびん)といいます。


高島田


    喜多川歌麿「高名美人六家撰 難波屋おきた」


江戸後期は「つぶし島田」が主流で

高島田」は一般的ではありませんでしたが、

武家ではこの髷の品格ある点が好まれて

結われていたそうです。


丸髷(勝田髷の別称)

上村松園 「待月(たいげつ)」

美しい絵ですね

この絵の髷は「大丸髷」。


{emoji:ピンク薔薇}


まだまだ

覚え切れないほど沢山の

種類と形のある日本髪。

見ていて飽きない美しさがありますね〜ラブ