座敷童の部屋

座敷童の部屋

いつもあなたの部屋のどこかに居る座敷童です。
ああっ!ブラウザ閉じるの待って!
背景は怖いけど、記事は明るい口調で書いてるので見てくだちい(´;ω;`)

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これは私が田舎で働いていた頃の話です。

ある日職場へ向かう途中老婆に呼び止められました。
こんなところに家があったのかと思うような、景色に溶け込んだような古い家の前で、私は老婆に家に蛇が居るので追い出して欲しいと言われました。

私は蛇が特に怖いというわけではありませんでしたが、普段見慣れないものだけに少し困りました。
しかしご老人が困っているようだったので引き受け、家の方に向かって行きました。

家の前にはとぐろを巻いた白蛇が居ました。
恐ろしいというよりは神々しいという感じでしたが、老婆は蛇に怯え私に「殺してぇな」と頼んできます。
白蛇は神の御使いであったり執念深い生き物代表だったりするので、私は殺さずに遠くに投げることにしました。

テレビで見たように、頭を抑えれば噛まれないと思い手を出しましたが、予想より素早くて噛み付かれました。
少し血が滲みましたが痛みもなく、そのまま捕まえて藪の方に放りました。

老婆の方を見ると、そこに姿はなく物凄く低い声で「殺してくれなんだか」という声だけが聞こえました。
家の方に目を戻すとそこに家はなく、小さい石の祠もような物があり、細く真新しい注連縄だけが明るく見につきました。

噛まれたはずの指に傷はなく、白昼夢でも見ていたかのような体験でした。


後日、村の長老格の御仁と話す機会があったので聞いてみたところ、遠い昔よく子供が神隠しにあっていた時期があったそうで、当時の村の氏神の神主が山姥が子供をさらって食っているとして、村人と共に老婆の家へ行き証拠もないままに殺してしまったらしいのです。

それを聞いて老婆をかわいそうに思った私は祠?に行き注連縄を切りました。
それで老婆が解放されるかは分からないけど、無実のままそこに縛られてる気がしたから・・・。



数年前に村は地滑りで消えた。

2分で描いてくれるイベで書いてもらったお。

良い感じに特徴を捉えられております。

party peopleさんありがとナス


2枚も書いてもらいました。

ありがとうござーい



3歳の子供がいる知り合いのお母さんから聞いた話なんだけどね。

夜中に子供が起きて「お母さんおしっこ」って言ったんだって。
珍しい事だったんだけど、「えらいねーよく自分で言えたねー。」って言って、
トイレに連れて行ったんだ。

寝室が二階だから一階に降りないとダメで、電気をつけたんだけど「まぶしいからいや」って言う。
みんなも夜トイレに起きた時に、急に強い光目に入ると目が痛いような感覚になるでしょ?

仕方ないからリビング兼キッチンの電気はつけずに、トイレの奥にある洗面所の電気もつけないで、トイレはつけないと出来ないからって言い聞かせてトイレの電気だけつけて、おしっこさせたんだ。

廊下の奥に洗面所があるんだけど、キッチンの方が近いから台所で洗えばいいかと思って手を洗わせたんだよね。
そこで子供が「喉が渇いた」って言うから、階段とトイレからの明かりを頼りに冷蔵庫から麦茶を出したんだけど、子供が急にトイレのドアを閉めたんだって。

お母さんは「まだ電気消すから開けててね」って言ったら開けたんだけど、また直ぐに閉めて、なんか不思議そうにその辺を見てるの。
それから何回か開けたりしめたりしたから、「どうしたの?」って聞いたら、戸と壁の間を指差して「おんな」って言ったんだって。

お母さんにはもちろん何も見えなかったけど、ゾッとして「そー。出て行ってもらわないと困るねー」とかなんとか言って、お茶を飲ませるとすぐに電気を消して、子供をだっこして寝室に戻ったんだって。

また寝かしつけようとしたんだけど、「だっこはいや!おんぶがいいの」とかよくわからない事でぐずりだして、しばらくの間ヌイグルミを並べ直したりしてからやっと寝たんだけど、お母さんは怖くなって眠れなくなっちゃったって。

後から考えたら、いつもは女の人を見ても「お姉さん」とか「おばあちゃん」とか「女の子」っていう子だから、「女」っていう言葉は敵意を含む呼び方だなって感じたんだって。

その子が見た女はどんな顔だったのかな?
おんぶが良かったのは、後ろを見なくても良いからだったんじゃないかな?
みんなも夜トイレに行く時は闇に目を凝らしてみてね。
なにか見えるかもしれないよ。