先週のなか日。
怒濤の休日を過ごした後の
私のこころの起伏が激しかった真っ只中に、
『今年のGWは帰省しないことにしたよ』
ということを伝えようと母に電話をしました。
まず、電話を取るなり、
「あのさ、こないださ、
こんなことがあってさ、・・・・・」
電話を掛けるのは大抵私の方からなのだけど
私の話を聞こうとすることなく
話しはじめること1時間。
これは、毎回。
話の内容はいつも、
なにかしらの用件いくつかと
父を中心とする周囲のたくさんの人への愚痴と
孫(ムスコくん)の予防接種を受けさせなさい!
という意見のゴリ押しと、
私からのほんのちょびっとの連絡。
今回の母の話のメインは、
“家の玄関の床をリフォームするのだけど、
体調悪くて毎朝起きるのが辛くて
腰が痛くて動けなくてさ。
1日で終わると思っていたら3日もかかるんだって。
だから再来週くらいに4日間帰ってきてよ!”
という話。
正直、はぁ。。。。また来たか。。。。というところ。
私ね、いつもだったら
話の途中からなにを理由に断ろうかを
軽くパニックになりながら必死で考えているの。
今回は少し違っていて、
初めて
聞いている最中から冷静に見ていられたのだけど、
母はどうも
私がちょっと難しい反応をするかな?
というような話を切り出す時は
『私はこんなにも調子が悪いの!!
でもこれはしなきゃいけないの!!
だから忙しいだろうし遠いし子連れだけど帰ってきて!』
というスタンス。
母の予想通り
私がそれは無理よ。。と返事をした際には
待ってました!と言わんばかりに
『はぁ?なんで
私とそれとどっちが大事なの?
仕事なんてどうにでもなるでしょ?
どこでも行ってるんだから新幹線ですぐ来れるでしょ?』
とブチギレられる。
今回も
この話を聞いた時にまず、
・今はやりたいことをお仕事としてやっていて
それを無条件に断念されることが嫌だ
・今月は信頼のおける方々からの依頼を頂いていて、
こんな急に連続した4日は帰れない
・ムスコくんと一緒に母の要件を済ますことに
自信がない
と思った。
だから、
「うーん、、ちょっと今月は無理かな。
お仕事があって急すぎるよ。
ムスコくんもいての帰省と家のことをするのは
本当にしんどいのよ。」
と伝えた。そしたら、
「私と仕事、どっちが大事なの?!
正社員でもないんだし、仕事なんてどうでもいいでしょ?
私なんて
産後ひとりでなんとかなったんだから!
旦那さんもいるんだし何とかしてよ!
ハワイも行ったんだし結婚式も出たんだし
どこにでも行けるでしょ?!」
とやはりキレられまして。
でも
大体はいつもと変わらない電話の流れだったのだけど
大きく違っていたのは、
私が
若干のパニックには陥りながらも
確かな穏やかさを持っていたこと。
それから
私がやりたいことを差し置いて
母のために全身全霊を尽くすのが当然だ、
と母に思われているのが
私自身はとても悲しくて寂しいんだ、
と自分にある深い哀しみを受け入れることができたこと。
ひと呼吸おいて、
「いや、だから、
絶対に行けないわけじゃないって。
来月ならどこかで1週間くらい取って
帰省しようと思えばできるからどう?
それから
ムスコくんを連れて色々やろうと思うと
私だけの要件ならいいけど気が重い。」
と話した。そうするとね、
「あ、、、、そっか。
じゃあ、大工さんに6月はどうか聞いてみるわ。」
と、少し落ち着きを獲得した様子。
内心ホッとするとともに、
私はこの短時間での私の心の動きを見過ごさなかった。
あれ?私今、
お母さんも身体がしんどくて
誰かに必死で頼りたいのよね。
父への不満が再発していて
こころが苦しいのよね。
私に適当に扱われたくないのよね。
って素直に感じて
ひとつ上空の方から自分を見ていたね。
心の距離を『家族以上、他人未満』として
接することができたね。
ホスピタリティーを持って
温かくて穏やかな気持ちが私を包んでいたね。
こう気付いたことに対して
私自身を誇りに思った。
とても嬉しかった。
今までに母との間にあるカルマを
少しずつ解放してきたのだけれど、
どこかあと少し克服できなかった一線を
大きく超えた気がした。
私、まだまだ超えていける。大丈夫。

あとは
予防接種を受けたら?という話を淡々と聞いて
温和に電話を切りました。
後味すっきりの達成感。
でも6月どうなるかな、、ドキドキという感じ。
翌日また電話が掛かり
「昨日の6月の話なんだけど、なくなった!」と。
「え?!いいよ?6月なら帰れると思うから。」
「いや、そうじゃなくてね。
大工さん、もう材木を発注してしまって
もうすぐ届いちゃうみたいだから
すぐやりたいんだって。
6月に延ばす理由を聞かれて
娘が子どもを連れて帰ってくるからと伝えたら、
小さい子がいたら工事ができないと言われてね。
だから、ま、なんとかするわ。」
あっさり。ぽかーん。
「…そうなのね、じゃ、じゃあ、
取りあえずなしってことね。」
そう言えば
いつもこうなるのでした。
母へあれこれ思う取り越し苦労は
実際にも取り越し苦労となることがほとんど。
もちろんそこに対して
母はなんとも思っていない様子。
要件自体はすべて白紙に戻り
さっぱりなくなったのだけど、
わたし内部の進歩は
大きな大きな存在感のあるものでした。
そして
突然一線を超えられたような気もしたけれど、
これまで着々と貯めてきたものが
ようやく花開いたのかな。
このための電話だったんだね
と心底思える。
天の計らいもすごいけれど、
わたしだってすごいじゃないか!!
ありがとう(*^o^*)

