こんにちは。まるマリンです。


弾き合い会後のお食事のとき「暗譜したときどこを見て弾くか?」という話題が出ました。


と言っても、サラッとお話に出たぐらいで、真剣に長く語り合っていたわけではありません。


「鍵盤は見ない」

「鍵盤の前の壁?というか手が映るところを見る」

「なんとなく前方」


皆さんのお話は、そんな感じだったように記憶しています。


そのとき、考えました。

(私は?私はどこを見て弾いている?)


「鍵盤を見て弾く」


と、私は言いましたが、自分で暗譜のときどう弾いているか確信がなくて…

そこにいらした方で「鍵盤を見て弾く」と答えた方もいらっしゃらず、ますます自信がない。

最近、自分の行動や発言に、全く自信が持てないし…(^◇^;)


それから、なんとなく気になっていました、自分の中で。



発表会の曲、暗譜に取り組む時期に入ってきました。

そうよ!あの時の疑問を確かめるチャンスだわ!」



結果…わたくし…


最初から最後まで、ガッツリ、鍵盤を見て弾いていました👀



そこで、疑問に思いました。


暗譜していないときは、鍵盤ばかり見ずに、なんなら楽譜を見ている時間の方が、鍵盤を見ている時間より長いです。

譜面を見ないと次の音が分からず、弾けないから。


だんだんと弾けるようになってくると、楽譜を見る時間が減ってきます。

そのときに、私は鍵盤に全集中?になるみたいです。


鍵盤をガン見しなくても弾けていたんだから、暗譜でもそんなに見なくてもいいでしょう?と自分にツッコミを入れて、他のところを見ることを試してみました。


ほらほら!ピアニストが弾いているときに、遠くを見てたり、空(くう)を見上げたりしてカッコいいやつですよ

(^ ^)


でも落ち着かない(^◇^;)

長年でついた癖や習慣は、そんなに簡単に直せるものではない。


しかも、変に意識して、余計に音が飛ぶ🪽♪🪽


これからも、暗譜後は鍵盤見るスタイルでいくと思います😊



暗譜について調べていたとき、暗譜するための練習として、『暗譜できてから、さらに楽譜をよく見ながら弾く』というものがありました。


音は何だっけ?と探すことがなくなった状態で、改めて楽譜を見ながら弾くと、強弱やフレージング、曲想、ペダリングなどなど、さまざまな情報が書かれていることに気づきます。


これは、なかなか良い👍

暗譜のためというより、勝手に強弱を『これ』と思い込んでいたり、『おっ!クレッシェンドはここからでしたか?』だったり、特にペダルを適当に踏んでいたところもあるなど…


気付きが多い!



楽譜は作曲者が残したラブレターですもんね♡

ピアノを弾くって、いろいろな演奏段階があり、そのときに気づくことはさまざまです。

それらが最終的に『音に集中できる演奏』になるといいなぁ🎵