おはようございます。まるマリンです😊


ショパンのノクターンって、『短調』のイメージを持っていたのですが、それは私だけでしょうか?


大人ピアノ人気の1番op.9-1(変ロ短調)、これも人気のドラマチックな13番op.48-1(ハ短調)、映画『戦場のピアニスト』で使われた遺作の20番(嬰ハ短調)…

これらのイメージが強いのかしら…?


他の曲でも、ショパンのメロディーは憂いを帯びた、メランコリックなものの印象が強い。

だからなのか、私のノクターンのイメージは短調だった。



昨年の12月、ツィメルマン氏のリサイタル。冒頭に弾いた曲はショパンノクターン4曲で、調性は全てdur(長調)だった。




これが、とてもおもしろかった。

おもしろかった、という表現はどうなのか?と思うが、何かとても新鮮な感覚だった。

長調のノクターンって、きれいだなぁ、心が和むなぁって思いながら聴いていた。



先日のポゴレリッチ氏の演奏会。

アンコールに弾いた曲はショパンノクターン18番op.62-2(ホ長調)!


ツィメルマン氏がプログラムで弾いた曲と一緒だった。


巨匠、ノクターンは『長調』を好む?😁

(ツィメルマン氏67歳、ポゴレリッチ氏65歳)


ノクターン。日本語では夜想曲と訳されている。

 

でも、ポゴレリッチ氏のそれはまるで、暖かな柔らかい日差しが、サンルームに差し込んでいるかのような温かさ。

別の世界に連れて行かれたような感覚。



同じ曲を、2人のマエストロの演奏で、しかも『生』で聴けたことは、ものすごくラッキーなこと!


どっちが良かった?なんて野暮なことは聞かないでね。

全然、違う弾き方だったけど、本当にどちらも素敵で✨


ショパンノクターンの調性を調べてみたよ。






長調11曲(水色の線)

短調10曲


…イーブンじゃん!

なんなら長調の方が1曲、多いよ😅


レッスンでショパンノクターンをみてもらったことが、まだない私。 


16番、17番、18番はテクニック的にも難易度高いけど、珠玉の名曲だわ😍

特に、2人の巨匠の演奏を聴いたから

18番、弾いてみたい😍


ツィメルマン氏の5番も素敵だったなぁ💓

弾き合い会で演奏された方がいらして、それも素敵だったし💓


こうやって、また弾きたい曲が増えていくのであった🤭