19日
A's 3-0 LAD
マッカーシーが7回をわずか81球で2安打無失点に抑えて6勝目
。打線は初回にスミスのRBIシングルとゴームズのRBIシングルなどで3点を奪い、結局のこの3点をマッカーシー、バルフォア、クックが守り切った。
調子を上げてきたクリスプが2安打2四球3盗塁
。やはりクリスプが活躍するとしないとでは打線のつながりが全く違う。
20日
A's 4-1 LAD
ミローンが9回を112球で3安打2奪三振1四球1失点に抑え、今季7勝目をメジャー初完投
で飾った。いつも通りの打たせて取るピッチングで、この日は制球が荒れることもなく9イニングを投げ切ることができた。
打線は4回にスミスのRBIダブル
で同点に追いつき、5回に併殺の間に勝ち越しに成功。3-1の8回にはモスが今季7号ソロ
を叩き込み、追加点を奪った。
21日
A's 4-1 LAD
先発のブラックリーが8回87球3安打6奪三振無四球1失点とほぼ完ぺきなピッチング
を見せると、9回裏に無死一・三塁からセスペデスが7号3ラン
を放ちサヨナラ勝ち。
ブラックリーは牽制でリベラ
を刺すなどランナーを塁に置くことすら許さず、素晴らしい制球力でドジャース打線を封じ込めた。9回に登板したクックはインジ
とメジャーデビューしたノリス
の好プレーの助けもあり1イニングを無失点に抑え、今季2勝目。
A'sはドジャースをスイープしたが、前のパドレス戦を含めてこの6試合で打たれたヒット数はわずか22。これは1905年に記録した23被安打を下回り、球団記録を107年ぶりに更新。
また、クリスプが今季初めて盗塁に失敗し、前年から続いていた連続盗塁記録が36でストップ。これは球団記録となっている。
22日
A's 4-5 SF
パーカーが7回途中まで4安打4奪三振2四球1失点の好投
を見せ、7回無死一・二塁のピンチをブレビンスとバルフォアが抑えるなど8回までA'sが初回に挙げた3得点を守ることに成功。
しかし9回、クックが連続四球を許して無死一・二塁のピンチを招くと、ベルトにRBIダブルを許し同点に(ここでカウギルが左足首を捻り交代
)。さらにクックは続くクリスチャンにヒットを打たれ、1アウトも取れずにドゥーリトルに交代。が、そのドゥーリトルも2つの三振を奪ったものの2点を奪われて勝ち越された。
その裏にレディックがソロ
を放って1点差にしたものの、後続が倒れてゲームセット。8回二死満塁カウント2-2からの完全なボール球をストライクとコールされて無得点に終わったのが痛かった。
これに関してはクリスプがかなり怒り、9回にウィークスの打席でボール球をストライクとコールされた時にベンチで激怒していた。
23日
A's 8-9 SF
ロスが5,1回5失点とKOされ、3番手フエンテスも0,1回を2安打3四球3失点するなど9回裏を迎えた時点で4-9とされていたが、9回二死一・二塁から打線が奮闘。
インジ
とノリス
のRBIシングル、さらにモスの四球で3点差、二死満塁のチャンス。ここでバッターにはこの日スタメン起用されながら4-0のヒックス。1ストライク2ボールからの4球目は甘く入った球で、ヒックスはこれを捉えあわやホームランという大飛球。
しかし打球はフェンス手前でバウンドし、これがスタンドへ・
・・。スタンドへ入らなければ1塁ランナーのモスも帰れたはずで同点となっていただけに非常に残念な結果になってしまった。
ちなみにこの試合の序盤にレディック
とゴームズ
がそれぞれ特大のHRを放った。
24日
A's 4-2 SF
マッカーシーに代わってメジャー初登板となったAJ・グリフィンが6回3安打4奪三振1四球2失点と好投
。打線は8回までわずか1得点だったが、9回裏にノリスがメジャー初HRとなる3ラン
を叩き込みサヨナラ勝ち。
インタビュー中にクリームとソフトドリンクを顔に激しく叩きつけられ
て目を痛そうにしていたが、とりあえずノリスにとって素晴らしい日になっただろう。
ここ数日でロースターが激しく入れ替わった。
21日:ノルベルトをDLから復帰させ、ノリスを初昇格させる代わりにフィゲロアとドナルドソンを降格。
23日:コロンとカウギルを15日DLに登録し、ロスとヒックスを昇格。
24日:マッカーシーを6月20日に遡りDLに登録し、ソガードを降格させ、グリフィンとスクリブナーを昇格。グリフィンを40人枠に入れるのに伴いファーカーをDFA。
ノリス、グリフィン、ヒックスを使ったため、今季A'sが起用した選手は延べ42名。そのうち17名が新人で、これはメジャー最多。
☆DL組
マッカーシーは昨年同様の肩の痛みで数回先発を飛ばしたが、様子を見ながら投げた今月の3試合は6回71球2失点、7回88球1失点、7回81球無失点とピッチング事態に影響は全くなく、むしろ良くなっていた。しかし痛みがあるためDLに入ることになった。復帰はオールスター前後ということで、アンダーソンとブレイデン。マッカーシーのここまでの成績は12GS 6-3 78IP 75H 5HR 52SO 19BB 2.54ERA 3.43DIPS。
また、カウギルとコロンは15日のDL期間が終わればすぐに復帰できる模様。
☆デレック・ノリス
AAAで55G 209AB .273/.441/.474 8HR 36RBI 5SB 20BB 39SOという成績を残していた。選球眼、パワーを備えた選手で、足も捕手にしては速い方。スズキがケンドールから正捕手の座を奪った07年はケンドールは80G .226/.261/.281という成績で、現在のスズキの成績は61G .216/.256/.268。今の時点でノリスはバックアップキャッチャーではないが、正捕手でもない状態のため2人で先発マスクを分け合う予定。ただ、07年にケンドールが放出されたのは7月16日。スズキもそれくらいに放出される可能性が高くなってきたということだろう。
ちなみに07年にA'sで出場した54人の選手のうち、今もA'sに残っているのはスズキ、バートン、ブレイデン、ブレビンスの4人だけ。最後に勝ち越し、地区優勝を果たした06年に在籍していた41人の選手のうち今も残っている選手は0。昨年在籍していたエリスとハーデンが最後のメンバー。
☆ブランドン・ヒックス
オフにウェーバーでブレーブスから加入し、AAAで65G 239AB .272/.374/.548 13HR 48RBI 32BB 76SOと絶好調。MLBでは10,11年に計33試合に出場し、26打数1安打11三振。マッカーシーがDLに入るまでA'sの25人のロースターに4人も「ブランドン」がいた。
23日の試合でショートでスタメン起用されたため、内野はウィークス以外が「ブランドン」。インジは「あとはブランドンの名を持つ二塁手を入れれば内野が全員ブランドンになる」と大喜び(?)。
☆A.J・グリフィン
88年1月生まれの24歳右腕で、10年のドラフト13順目指名の投手。昨年AからAAAまで昇格し、計27GS 160.2IP 145H 17HR 156SO 32BB 3.47ERAという成績を残し、今季はAAAで15GS 94.2IP 72H 6HR 84SO 14BB 2.66ERA 2.69DIPSと絶好調。ファストボールはそこまで速くないが、大きく曲がるカーブと高評価を受けているチェンジアップを投げる。
これで現在のローテーションは明日からミローン、ブラックリー、パーカー、ロス、グリフィンの5人。ロスが全く役に立っていないが、あと1度チャンスを与えるかもしれない。
☆リリーフ
ここまで安定していたクックが3試合連続四球を出したのが不安。その一方でバルフォアが8試合連続無失点中と調子を戻してきたので、クックが不安定のままならクローザー交代の可能性もありそう。23日に14日以来の登板を果たしたフエンテスだが、0,1回2安打1HR3四球3失点KO。防御率6,85と悲惨で、トレード先が見つからなければ解雇されるかもしれない。
フエンテスが消えたとしても、8,2イニングで17個の三振を奪っているドゥーリトルがいるので大丈夫だろうし、スクリブナーも戻ってきたためリリーフ陣は安心。