結局すぐには終わらなかった・・・。



フィリーズ


×ライアン・ハワード 79年11月生 152G .253/.346/.488 33HR 172SO 75BB 5年1億1500万 7年2300万OP(1000万)

最初の方は恐ろしい打者だったが、ここ2年間で64HRと早くも長打力が落ちてきた。どう考えても残り5年間の1億1500万+1000万バイアウトの額は活躍に見合うことはないだろう。


△チェイス・アトリー 78年12月生 103G .259/.344/.425 11HR 14SB 47SO 2年3000万 制限付きトレード拒否権

かつては最高の二塁手も、ここ2年間で218G .267/.367/.435と怪我+長打力の衰えが目立ってきている。ただ相変わらず選球眼と守備は良いため、レギュラーとしては申し分ないが年俸はやはり高い。復活なるか。


×ジミー・ロリンズ 78年11月生 142G .268/.338/.399 16HR 30SB 59SO 58BB 3年3300万 15年OP(自動行使、球団オプション、選手側オプションになる場合あり)

07年のMVPだが、その頃の面影はない。09年に大不振に陥ると、10年は怪我、そして昨年も満足のいく成績を残すことはできなかった。年齢的にも、3年3300万はあまりにも危険。


○カルロス・ルイス 79年1月生 132G .283/.371/.383 48BB 48SO 1年370万 13年500万OP(50万)

3割近い打率を残せ、選球眼も良い捕手としては十分の打撃成績を残せる選手。守備の評価も高く、

残り2年間を870万で雇えるのは巨額契約を大量に抱えるフィリーズにとって大きい。



ブレーブス



△ダン・アグラ 80年3月生 161G .233/.311/.453 36HR 156SO 4年5200万

いろいろとメジャー記録を持っている超攻撃型二塁手で、5年連続31HR以上。ただ、昨年は序盤に大不振に陥りキャリア初のOPS7割台でシーズン終了。守備は相変わらず酷く、打撃がダメだと悲惨だがとりあえずDLに入ったのが08年の1度のみと頑丈なのでそれなりにやってくれるだろう。



ナショナルズ


×ジェイソン・ワース 79年5月生 150G .232/.330/.389 20HR 19SB 160SO 6年1憶1200万 トレード拒否権

10年の年俸700万から、7年1億2600万の契約を手にしたラッキーな人。昨年は足を引っ張ることしかせず、長打率が3割台と主砲として完全に期待外れ。これから衰えも進むはずで、良いチームとなってきたナッツの完全なお荷物。


×アダム・ラローチ 79年11月生 43G .172/.288/.258 3HR 37SO 1年800万 13年1000万相互OP(100万)

ダンの後任として期待されたが、2人とも大不振に終わった。なによりISOpが1割に満たないというあまりにも悲しい成績。果たして復活なるか。


◎ジオ・ゴンザレス 85年9月生 32GS 16-12 202IP 197SO 91BB 3.12ERA 3.70DIPS 5年4150万 17年1200万OP(50万)、18年1200万プレーヤーOP

調停初年度の選手としては過去最大の契約を結んだが、ジオの実力からするとかなり安く収まっただろう。調停4年を2950万(契約金含め)、FA2年を2400万で抑えることができる。健康なら調停の4年間だけで4000万近くになるのでは、とも言われていただけにナッツにとっては大成功の契約に。



メッツ


×ヨハン・サンタナ 79年3月生 登板なし 2年4950万 14年2500万OP(550万) トレード拒否権

かつての大エースも、昨年は登板なしに終わった。メッツでの初年度は素晴らしかったものの、09,10年は54先発のみに終わり、10年にいたっては奪三振率が6,5にまで低下するなど不安が残る。健康ならエースとしてやっていけるだろうが、それでも年俸は高すぎる。


×ジェイソン・ベイ 78年9月生 123G .245/.329/.374 12HR 11SB 109SO 3年4800万 14年1700万OP(300万。13年600打席or12,13年500打席クリアで自動行使) トレード拒否権

10年の大不振から抜け出したかった今季は怪我で出遅れ、結局打てず。特に長打率がキャリア初の3割台と悲惨なことに。ホームは異常に広いが、そのホームで.799OPSと打て、アウェイで.618OPSなので不振の原因は球場とは関係ない模様。



マーリンズ


×カルロス・ザンブラーノ 81年6月生 24GS 9-7 145.2IP 101SO 4.82ERA 4.66DIPS 1年1800万(カブスが1550万負担)

流石ベネズエラ出身といったところか、ただの問題児。しかし今季はギーエン監督のもと、ローテーションも5番手とかなりのんびり投げることができるので復活を期待。超特大の不良債権だがMIAの負担額は250万なので痛くはない。


△ハンリー・ラミレス 83年12月生 92G .243/.333/.379 10HR 10SB 3年3650万

若くして大スターとなったが、ここ2年は期待外れ。論外の守備を隠すには打つしかなく、打撃が戻ればお買い得契約、このままだとただの不良債権になってしまう。


○ジョシュ・ジョンソン 84年1月生 9GS 4-1 60.1IP 2HR 1.64ERA 2.93DIPS 2年2750万

健康なら超一流の成績を残すことのできる投手だが、09年を除いて毎年DL入り。昨年はカーブを投げるようになり、ピッチングの幅が広がった。今季は今のところ順調なようで、完全復活を期待。もし健康ならFA2年を2750万なので超安い。


×ホゼ・レイエス 83年6月生 126G .337/.384/.493 39SB 43BB 41SO 6年1億200万 18年2200万OP(400万)

健康なら素晴らしいプレーヤーだが、過去3年間で295試合のみの出場と不安を抱える。この巨額契約は最初の2年が2000万と非常に安く、その後の4年間で8200万ととんでもない額になっている。トレードの可能性大。ちなみに通算370盗塁333四球。










A'sとMIAのオプション切れの選手について。


A's

アレン、ブレビンス、ディバイン、カイアフーイ


リリーフのブレビンスとディバインはメジャーでフルシーズン戦うことになると思うが、アレンとカイアフーイはいなくなりそうな予感。元々チームはアレンを放出しようと試みていたし、カイアフーイも当たればラッキー程度のはず。1Bにバートン、DHにカーターが収まれば完全に行き場がなくなるので2人とも放出される可能性が高いだろう。



MIA

ボナファシオ、ウェスト、ムヒカ、マーフィー


ボナ、ムヒカ、マーフィーについては大丈夫だが、ウェストのオプションが切れたのは痛い。高卒なので4つ目のオプションが与えられるかなとも思っていたけど、結局ないまま。

09年に昇格して、20試合に先発。いい球を持っていて期待されていたが、10年は出遅れてメジャーでは2登板のみ。昨年も怪我に加え、AAAで奪三振率が急降下するなど絶不調に終わりメジャー登板はなし。ウェーバーにかけると獲られる可能性もあるので、ウェストがマイアミ・マーリンズの一員としてメジャーに上がってくることはないかもしれない。ただ、STで結果を残せばラブランクを抑えてメジャーに上がることもできるので期待。


噂にすらなっていなかったセスペデス獲得を、なんとA'sがやってしまった。


しかも4年3600万という大型契約で、2015年オフにFAになれるという条項まで付いた最高のオファーを提示(MIAのオファーは6年3600万)し、契約にこぎつけた。


セスペデス  85年10月生 4年3600万(12年650万、13年850万、14,15年1050万。15年オフFA)

キューバリーグでの成績は超一流で、守備・足も良い。いきなり年900万を提示する球団が現れるとは思わなかった。しかもそれがA's。球場が投手有利の球場のため、打撃成績はそれなりに落ちるだろうし、キューバリーグでは四球を選んでいるが選球眼がないと言われているため、もしかすると出塁率が3割に達しないかもしれない。その一方でエスコバル(TOR)、モラレス(LAA)、ラミレス(CWS)のようにキューバ出身でも四球を選ぶことの出来る選手もいるので、セスペデスにも期待したい。


契約額は高いと思ったが問題はA'sがサインしたこと。

オフに若手のカウギルとレディックを獲得したまでは良かった。これにテイラー、あわよくばグリーンやチョイスを使っていくこともできただろうが、ここからが謎。クリスプとの再契約に加え、スミスとゴームズを獲得。これでテイラーが5番手になってしまったのだが、セスペデスの獲得でテイラーは完全にトレード要員に。


レディックをレギュラーで使おうとしていたはずなのに、これで外野陣はクリスプ、セスペデス、スミス、レディック、カウギル、テイラーと異常に多くなってしまった。セスペデスを活躍させてトレードで放出する気満々なのかもしれないが、それでも再建に向けてジオ、ケイヒル、ベイリーを放出した球団が数が足りている外野手金をつぎ込むのはどうしたものかなと。

ただ、今までのビーンやフォーストのコメントを見る限り球団はレディックをレギュラーとして考えていて、カウギルのことも非常に気に入っている。もしかするとトレードで獲得したスミスの放出があるのかもしれない。もしそうなったとしても外野手は多いが・・・。




とにかくビックリの一言。

とりあえずセスペデスの加入でパワー不足は多少改善。これでカーターが打てれば過去数年よりはマシになるだろうけれど、セスペデスが不良債権化してカーターがまたもダメだと完全に終わる。ビーンが大金を使ったときは全て失敗に終わっているので、今回ばかりは成功することを願うしかない。