5月の福島ツーリングの後の日帰りツーリングで走った時にフロントブレーキのレバータッチに違和感が出たので6月の初めにメンテナンスをしてみた。
このSUZUKI ジクサー250は購入当時からフロントブレーキの作動には不満があった。
2022年12月には走行距離約6,500㎞の時にブレーキパッド交換とキャリパーピストンの揉み出しをしてみた。
この時はキャリパーをチェックした際に2ポッドピストンが均一に作動していなかったのでピストンとオイルシールを用意したが揉み出しで多少改善したのでそのままにした。
今回はキャリパーピストンの動きを見て交換も実施する予定で作業開始。
キャリパーを外してみると汚れはそんなに酷くない。
ブレーキパッドを外した状態で洗浄し状態を確認。
やっぱり2ポッドのピストンの動きが均一ではなく片側だけニョキニョキ出て来てもう一方は何となく動きが渋い。
一応揉み出しをしてみたけどイマイチ…
なのでキャリパーピストンとシールを交換。
キャリパー内部は腐食等は無く問題はなさそうなんだけど…
ピストンも大きな傷はないけど…
シールとピストンを交換してキャリパーは完成。
パッドは交換後5,000㎞くらいでまだまだ大丈夫なのでそのまま使用。
ブレーキフルードを入れエアー抜きをついでにエンジンオイルと予定より早めだけどオイルエレメントも交換。
今回はベルハンマーのシリコーングリスを使用。
フロントブレーキキャリパーのピストン・シールを交換して試走してみたけど多少改善されたって感じかな?
多分このキャリパーはこんな感じなんだろうな…
これを本気で改善させるならフロントブレーキシステムのアップグレードしかないのかも?
まぁブレーキが効かない訳じゃないし制動能力はあるので「ブレーキ」としては問題はないんだけど、ただ自分のレバー操作時の感覚がしっくりこないだけの話しなんだけどね。
このバイクに1KT TZR250あたりのクオリティーを求めるのが間違いなんだろうな。
このバイクはインドを始めアジアの国を走る為に開発されたバイクなんだから自分が今まで乗って来たバイク達と生い立ちが違う事を認識して乗れば楽しいバイクなんだろうね。