おはようございます🙏
TOEICのPart2は二人の会話の選択問題なのですが、
近年は特に「質問に直接答えない」「質問自体を否定する」
ような斜め後ろからの回答が正解になるものが多くなりました。
例えば、
Where can I find extra copy paper?
「追加のコピー用紙はどこにありますか?」
というWhereの問いに対し、直接「どこ」という場所を答えず、
I ordered it yesterday.
「昨日注文しておきました」
のような一歩先行く返答が正解だったりします。
一語目の5W1Hにだけ集中していると、
「あれ?選択肢3つどれも場所を答えてない!?」
となって焦ります。
(いつもはコピー機の横にあるのですが)というような場所も答えず、
(ストックがなくなってしなったので)というような前置きもなく、
いきなり「注文しておきました」が正解になるので、
そういった状況を瞬時に想像する必要があるんです。
こういったTOEICのトリッキーな傾向には
当初めちゃめちゃイライラしたものですが、
それもだいぶ慣れてきました。
でも、今日やった問題で全然分からなかったのが、
Why haven't you submitted your sales report yet?
「どうしてまだ営業報告書を提出していないのですか?」
という問いに対し、
Oh, I'm glad you said something.
「ああ、言ってくれて助かりました」
というやりとりです。
Why~「どうして〜」という問いに対し、
「なぜなら〜」という理由を答えるのではなく、
(いっけねー!忘れてた!)「それを言ってくれてありがとう」
という流れですね。
この流れはまだ理解できるのですが、
分からなかったのは
I'm glad you said that.
ではなく、
I'm glad you said something.
だった点です。
somethingは「何か」「とあること」という、
何かぼんやりしたものを指す使い方が一般的ですが、
上記のような会話ではitやthatと同じように
「それ」として使うこともできるようです。
「売り上げ報告書の提出」という明確な「それ」があるにも関わらず、
「とあること」としてぼかす表現もあるんですね。
somethingの適用の広さにちょっと戸惑っています。
それではまた。