おはようございます。
TOEIC頻出表現として、
in order to~「〜するために」
というのがあります。toの後は動詞の原形が来ます。
本当によく出てくるので、すぐに覚えられます。
一方、in orderだけでtoがつかない場合は、
「順序正しく」「整理されて」「正常な状態で」「ふさわしい」
といった意味があります。
これらはin (good) orderでも同じ意味で、
goodが省略された形、とも言えます。
TOEICにずっと取り組んでいると、
in order to~「〜するために」を頻繁に目にするので、
in order「順序正しく」「適切な」の意味を忘れていました。
今回読み解くのに時間がかかったのは
A commendation is in order for Mr. Mark for providing services to our company.
「弊社に尽力したマーク氏は、表彰に値します」
というような文章です。
in orderがあったので、即座に「〜するために」と認識してしまいました。
この「適切な」「ふさわしい」の意味で用いられるin orderは、
orderの後にfor + 名詞がきます。
ただし、in orderの後にfor+名詞が来たら
必ず「適切な」「ふさわしい」になるかというと違います。
in order for 人・物 to doで「人・物が〜するために」
という用法もあるので形式的な理解は危険です。
また、in order that S+V「SがVするために」
という接続詞としてひとかたまりのin order that
もあります。
いろいろありますが、大きく分けて
「順序正しく・適切な」か「〜するために」の2つです。
慌てずに一発で読み解けるようにしたいです。
それではまた。