おはようございます。
TOEIC満点に向けて毎朝リーディング対策を進めています。
今日引っかかったのは、
at best「せいぜい」
です。
パッと見て「1番良い状態」と捉えてしまいました。
でもこのat bestという表現は
「せいぜい」「良くても」というネガティブな意味で使います。
この「at + 最上級」の慣用表現は他にも
at most「多くても」
at least「少なくとも」
at worst「悪くても」
などがあります。
こうして見ると良く分かりますが、
at + 最上級は、最上級のネガ/ポジを逆転させるような表現になります。
the most「1番多い」
at most「多くても」→「この程度しかない」
the least「1番少ない」
at least「少なくとも」→「これだけあればいい」
the worst「最悪な」
at worst「悪くても」→「この程度で済む」
のように、ポジティブはネガティブに、ネガティブはポジティブな表現として使われます。
特にTOEICのリーディングは時間がないからと焦って読んで、
パッと見たbestやmostなどの最上級をそのままの意味で捉えてしまうと、
「単語は分かるのに文章として何を言ってるかよく分からない…」
という風になってしまいます。
前置詞ひとつでも注意が必要ですね。
それではまた。