巨人・菅野が海外フリーエージェント権を行使してのメジャー挑戦を表明しました。
2020シーズン終了後にポスティングシステムでのメジャー挑戦を試みたものの、最終的に契約合意までには至らず引き続き巨人に残留し、2021シーズンから3年間成績が停滞したことなどもあってメジャー挑戦自体が棚上げとなっていた一方、今季15勝を挙げて最多勝と勝率の2冠に輝いたこともあってMLBの移籍市場にて再評価されるようになったことから昨日ESPNが菅野の海外FA権行使でのメジャー挑戦可能性を報じ、その後菅野自ら練習前の取材に応じた際、今オフに海外FA権を行使してメジャー挑戦することを表明したものです。
メジャー挑戦を正式表明したとはいえCSファイナルステージまでまだ10日以上あるタイミングということもあり、今季の巨人の全日程が終了次第改めてFA宣言する形で挑戦に踏み出す模様ですが、10月中に35歳になる年齢面を考慮しても大型契約こそ見込めない可能性があるものの、MLB移籍市場で先発として計算できる投手の需要が高まっているだけに、現時点で興味を示す球団がどのくらいあるのかも含め、菅野の2度目のメジャー挑戦の行方が注目されることとなりそうです。