池田監督が契約満了という形でなでしこジャパン監督を退任することが決定しました。
高倉前監督の後任として2021年10月になでしこジャパンの監督に就任、東京五輪前からの課題ともされてきた世代交代に取り組みながらなでしこジャパンの立て直しと強化に力を注いだものの、昨夏の豪州NZ女子W杯では1次リーグ全勝で突破しながらも準々決勝敗退に終わり、パリ五輪でもGS初戦黒星スタートながら勝ち進むも4位で銅メダルにも届かず終戦し、パリ五輪を戦い終えた時点では続投という一つの選択肢もありながら、最終的には契約満了という形でパリ五輪を最後に退任することが決定したものです。
池田監督就任後のなでしこジャパンは豪州NZ女子W杯1次リーグを中心に復活の兆しもありながら、W杯とパリ五輪の最終成績という点は物足りない部分もあり、池田監督率いるなでしこジャパンとしては3年で一区切りを迎えることとなりましたが、パリ五輪に選出されたメンバーの大半が海外クラブに所属するなど環境も大きく変化しているだけに、新監督の選出後のチーム作り次第では、なでしこジャパンそのものも大きく変貌する可能性があるのかもしれません。