メッツ・千賀の球宴前の戦列復帰が絶望的になっていることが報じられました。
メジャー2年目の今季はキャンプ時に右肩の張りを訴え、開幕から故障者リスト（IL）入りして治療とリハビリを重ね、早期復帰に向けて段階を踏んで投球練習を再開した矢先の5月中旬に右腕の不調を訴え、右上腕の三頭筋の炎症という診断結果が下され、コルチゾン注射による治療を済ませた上でキャッチボールを再開している状況ということもあり、メンドサ監督が現地メディアの取材に応じた際に千賀の戦列復帰の時期について言及、7月の球宴までに戦列復帰できる可能性は低い、という見通しを示したものです。
合わせて千賀の調整の現状についても語っており、遠投を経て週明けにもブルペン投球再開に持っていきたい考えを示しているものの、右肩に加えて右腕も故障していたことを考えると投球練習そのものも慎重に進める必要があるために、事実上球宴前の復帰を断念せざるを得ない状況ながら、球宴明けのどのタイミングで復帰できるかなどまだまだ不透明な部分も多く、千賀の戦列復帰のめどがつくのはもう少し先の話になるのかもしれません。