鹿島アントラーズの新監督にポポヴィッチ氏が就任しました。
岩政前監督が昨季終了をもって退任することが発表された後、外国人監督の招聘を前提に次期監督選定が進められる過程で、2009年夏に大分の監督に就任したのを皮切りに、FC東京・C大阪・町田と4つのJクラブで監督経験のあるポポヴィッチ氏の名が最有力候補として浮上し、昨年12月中に就任が正式発表された後、昨日行われた新体制発表会でサポーターの前にお披露目されたもので、鹿島が欧州人の監督を招聘するのは2022シーズンのヴァイラー氏以来2人目のこととなりました。
オフには昌子・荒木・ディエゴピトゥカなど岩政監督時代の主力がある程度流出しながら、新加入は梶川や濃野など最小限に抑えられていることもあり、ほぼ現状維持という状態でポポヴィッチ体制がスタートすることにもなりましたが、鹿島初の欧州人監督だったヴァイラー元監督の場合は成績が伸び悩んで途中解任という結果に終わっただけに、Jリーグでの監督経験豊富なポポヴィッチ氏が鹿島でもそれなりの結果を出せるかどうかが注目されるところです。