ブルべのお見送り
「ブルベ戦記」 第232話
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今朝は、BRM413東京200km定峰のスタート風景を見てきました。
私は来週、同じR東京の400km、再来週にはチーム走行のフレッシュ(掛川→京都 約380km)が控えているので、今週は自粛です(久しく走っていない山伏峠も含まれているので、走ってみたかったですが)。
では、何をしにスタート地点に行ったかというと、
注文していたこれ
ブルべライダーなら誰でも知っている、
AJ埼玉オリジナルの反射ベストです。
このような反射ベストを着用していないと、ブルべには出られません。
ブルべ走行に最適なように布地やサイズ、デザインが考えられ、クルマからの視認性、あるいは着用時の機能性を考慮してつくられています。実際、とても使いやすいので、埼玉支部以外の各支部にも広く頒布されています。
この反射ベスト、蛍光イエローのをもってますが、サイクルウエアの色との組み合わせでレッド(オレンジ)も欲しかったので、今回、無理を言って私の分も取り寄せてもらいました。こうしたブルべ開催場所で出回るだけで、通販などはないので、機会をいただけて感謝です。
すでに多くのブルべライダーが集まってきています。
いつもなら私もこの一員なのですが、今日は見送り。
出走する知り合いたちと雑談したり、バイクを見て回ったり、それはそれで楽しい時間です。
スタート地点では、まず受け付け。
申し込みの自分の名前を確認し、誓約書を渡し、ブルべカードを受け取ります。
「今日はじめてブルべに出る方」との問いかけに、こんなに大勢が挙手。
昨年秋の西東京200km道志みちでもこんな場面がありましたが、
最近、ブルべを始める方が続々と増えている、ということですね。
200kmなら、ということで初参加する方も多いでしょうが(というよりも、いきなり400kmや600kmではなく、まず200kmから始めるように、と推奨、というよりもほぼ義務付けられていることもありますが)、200km(あるいは300km)にとどめている方もいらっしゃるようです。
そこは各自の走力を見定めながら、の判断ですし、尊重されてしかるべきだと思います。400km以上になると過酷な局面も多いので、そういう、無理のないかかわり方もいいものだなあ、と改めて感じました。
車検。
前後ライト、反射ベスト、ベル等、装備の検査を受けます。
これが終われば、15分程度おきの時間差でスタートします。なぜグループ分けして時間差スタートするかというと、これだけの大集団なので、一般道で連なってしまうのを防ぐ目的があります。
早朝の気温は7℃と放射冷却現象でやや寒かったのですが、暖かい日差しが出てきました。
今日は秩父の山々を回ってくる200kmなので、ゴールに戻ってくるのは速い人なら10時間前後のち、今日の午後~夕方でしょう。
ちなみに
300kmならその日の夕方から夜、
400kmなら翌日朝、
600kmなら翌日午後~夕方にゴール、
というのが平均的な走行パターンです。
再来週のフレッシュでチームを組んでいる知り合いのT編集長も颯爽とスタートです。
しんがりメンバーになってくると、たまにスタッフ級の方も混じっていたりします。
走力に余裕があるので、後方から参加者たちを見守るように走るといった感じです。
ただし、ブルべは自己完結が大原則なので、何かバックアップが約束されているわけではないのですが。
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「ブルベはフランス語で『認定』を意味します。ブルベには様々なものがありますが、オダックス・ジャパン(AJ)が統括する日本でのブルベはBRMといいます。BRMは規定の距離を規定の条件で完走すると認定される長距離サイクリングです」
「同じ年に200km、300km、400km、600kmを認定された人はシューペル・ランドヌール (SR。英語ではスーパーランドナー)として讃えられます」
「BRMの最高峰として位置づけられているのが4年に1度、ACP(オダックス・クラブ・パリジャン) が開催するパリ~ブレスト~パリ ランドヌール(PBP)=1200km」
いずれもAudaxJapan(オダックスジャパン)HP より