BRM531青葉400km御坂みち 【DNF】 やってしまった今年2本目~今度は熱中症
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BRM531青葉400km御坂みち
予想外のDNFです。
【総括】
せっかく16時台にPC3の小海(200km)に着いたのですが、抑えてたはずの熱中症がここでひどくなってきたので、無理せず(退路があるうちに)やめることにしました。水かぶりながら走ってましたが、最後にふらふら。PC3で身体を15分ほど横たえて様子をみましたが、脱力感はすぐには回復しそうになく、あきらめました。PC3から小海駅が近かったので助かりました。
振り返ると、スタート地点には遅れて到着し、しんがり。しかし序盤は、先頭を走った俊足の尾根幹グループに追いついて混ぜてもらっていて、いいペースだったんですが。
おかげでPC2(松井田妙義インター)は1番で着いてしまいましたが、暑いのに飛ばしすぎだったかな、と反省も。あとで知ったのですが、この尾根幹Gは結局、私も含めて全滅(1人は見回りスタッフで途中離脱)してしまった、とか。
もともと体内水分が少ない体質なので、暑い時のブルベは200kmまで、と決めていたが、5月の400kmでこういう目に遭うとは。暑いブルベは苦手です。
碓氷峠だけは木陰続きで嬉しかった。あとはどこもカンカン照り、小海までの西日でとどめさされた感。サイコンデータであとで路上気温を拾ったら、群馬県を通過中に最高42℃あった。軽井沢の追分でも31℃( ゜o゜)
この季節外れな猛暑で、今年2本目のDNF。しかもまた400kmで、というのは不本意ですが、
というわけで、まだSRにリーチがかかったままなので、6月のBRM614青葉400km諏訪で再挑戦します。
では時系列に振り返りますと、
スタート前夜(前々日夜までには、ガーミンへのルートラボ仕込み、エネループ充電などの準備は終えていた)。
今回、ブルベ中のフリーズ問題が頻発したedge800を手放し、新たに購入したetrex30を投入。結論からいえば、200kmしか走行しなかったので、200km~300km超で問題ないか、の評価は次回ブルベに持ち越しです。
スタート(稲城市・大丸公園) 6:01
世田谷の自宅から自走したものの、思いのほか時間がかかってしまい、ブリーフィングに遅刻。
ほぼ、いつもの、スタッフ兼ねるR東京のような「しんがり」スタート。
それでも、主催するヴェロクラブランドヌール青葉の事務局の皆さんに見送られて、無事出発できました。
6:45 ソロでしんがりだったので、早めに集団に追いつこうと、多少ペースを上げていきました。
すると、同じようなペースでもう一台、先行してゆきます。
7:14
速いペースで駆け上がるのは、「見回り」スタッフのTさん。
クロモリにブルックスのサドルが目立ちます。
ついて行くと、集団を飛び越し、あっという間に先頭グループが形成されました。
みると、尾根幹ジャージ。なーんだ、「同郷」でした。
8:18
埼玉県内へ。30km/h台のいいペースでぐいぐい北上します。
が、400kmブルベでこのペースは、ややハイペースです。
PC1(63.3km ファミリーマート五明野原店 8:45着)
9:23
見回りTさんはPC1で時間を取るとのことで、さらに3人体制で先行します。
群馬を目指すこの道、やはり向かい風があるので、ローテで先頭を代わったりします。
10:50 群馬県にさしかかって、吉井あたり。
先頭グループの2人が休憩する、というので、ここからはソロで先行。
(2人もこの後、途中棄権したらしく、この先頭集団は結局、「区間賞」のみで終わってしまいました)
10:57
ソロ走行でこの暑さ、どうしてもペースが落ちてきます。
PC2(135.2km ファミリーマート松井田妙義インター店 12:07着)
12:56
PC2で涼んでいると、速い後続の数人がすぐに追いついてきて、先を急いでいきました。
私はといえば、碓氷峠を無難に登ることだけを念頭にしていたので、ペースを落とします。
13:04
碓氷峠の入り口、坂本宿。潤いがあったはずの風景に異変が。
そう、清流の側溝に蓋がされているのです。
旧道沿いの集落の上にゆくと、蓋のされていない区間が残されていました。
こうじゃなくては。毎度、通過するたびに涼しげなこの流れに身を横たえてみたくなるのですが、、、、、。
13:27
木陰つづきの碓氷峠が気持ちいい!
(今日は気持ちよく、碓氷峠をゆこう)と決めていたので、のんびり登っていきます。
ここで昼寝したい、そんな欲求に駆られるほど、涼しかった。
(裏返せば、この頃すでに身体が暑さで参ってきていたようなのですが)
14:15
ゆっくり登っても14時台には碓氷峠を越せました。上出来です。
が、平地に戻っても、巡航ペースが上がりません。というか、眠気と脱力感が襲ってきました。
14:33
暑さが身体にこたえるなあ、そんな感じに、、、、。
追分から左折して御代田に下る馴染みの道を行きますが、
どこか日陰で休みたくなってきました。
通りかかった小田井宿の手前のSEIYUの駐車場がちょうど日陰になっているのを見かけた瞬間、直行。
横たわり、15分ほど仮眠しました。
再び走り出したら、いくぶん身体が楽になっていました。
佐久へ下っていった後、巡航速度が若干戻り、前走の2人に追いつきました。
しばらくトレインを組みますが、西日が身体を差すような感じで、再び脱力感と眠気が。
平地では問題なかったのに、小海のPC3への登りにさしかかったら、私だけ取り残されます。
みるみる速度が落ちる。
PC3(200.2km セブンイレブン小海豊里店 16:58着)
なんとか登り続け、17時前にはPC3に着きましたが、
真っ先に駐車場の日陰部分に移動し、買った水を頭にかぶって、横たわります。
ここでもまた15分ぐらい横たわっていましたが、再び起き上がっても、体調は回復しておらず、気分も悪かった。
進もうかどうしようか、と思い、いったんPC3を出て、前輪を清里方向に向けてみましたが、身体がふらふらでした。
夕暮れ迫る山間部で、最寄りの鉄道駅(小海駅)があるうちに退避するのが賢明では、という結論を出しました。
仕方なく、近くの小海駅に向かって、登ってきた坂を下ってゆきます。
17:33 JR小海駅
バイクに輪行袋を被せたら、ちょうど小淵沢行きが入線していました。
息絶え絶えに乗り込みます。幸い座れました。
そういえば、小海線に乗るのは、これが初めてでした。
自力で越えるはずの(いままでもそうしてきた)野辺山~清里をあっさり列車で通り過ぎ、日が沈んだ頃に中央線・小淵沢へ。
鈍行で帰京したら到着が夜遅くになってしまうので、仕方なく、割高覚悟で新宿行き・特急スーパーあずさの自由席に転がり込みました。
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「ブルベはフランス語で『認定』を意味します。ブルベには様々なものがありますが、オダックス・ジャパン(AJ)が統括する日本でのブルベはBRMといいます。BRMは規定の距離を規定の条件で完走すると認定される長距離サイクリングです」
「同じ年に200km、300km、400km、600kmを認定された人はシューペル・ランドヌール (SR。英語ではスーパーランドナー)として讃えられます」
「BRMの最高峰として位置づけられているのが4年に1度、ACP(オダックス・クラブ・パリジャン) が開催するパリ~ブレスト~パリ ランドヌール(PBP)=1200km」
いずれもAudaxJapan(オダックスジャパン)HPより