新潟合宿(上)
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11月初旬の連休中、所属しているR(ランドヌ)東京スタッフのうち有志ら6人で、「新潟合宿」と称して2泊3日の輪行&ツーリングの旅に出ました。
11/1 5:29 小田急・経堂駅
集合場所はいきなり鬼怒川温泉!
という訳で、早朝の小田急から千代田線へ乗り換え、北千住からはさらに東武線に乗ります。
6:30 鬼怒川温泉に集合時間の9時前に着くには、北千住でこの東武線の快速に乗らないと間に合いません。ということで、ここでメンバーがそろいます。
通勤駅の北千住に現れたのは、旅情を漂わせる急行型電車でした。
朝靄の中を快速は関東平野を北上し、やがて山々が車窓に迫ってきます。
今回のメンバーたち。さっそく輪行を解いて、ツーリングの準備をします。
出発。の前に、鬼怒川温泉から先は山間部なので、駅前近くのコンビニで補給しておきます。
日光街道(会津西街道)を100km弱走って、まず会津若松を目指します。
国道121号沿いの鬼怒川を渡ると、さっそく紅葉が見えてきます。
龍王峡近く。国道121号の日光街道ですが、会津西街道の名もついており、徐々にそれらしい鄙びた雰囲気も出てきます。ただ、栃木・福島の県境の抜け道として、交通量は少なくありません。
ロードが多いブルベ乗りですが、軽量マウンテンも存在感を示しています。スタッフの一人、Kさんのバイクはチタン製!速いです。
寒冷前線の通過前なので、気温はさほど低くはありません。
雨具で登り基調だと、そろそろ汗ばんできます。雨も降ったりやんだり。
川治温泉を通過。ブルベではないので時間を気にせず、あちこちに寄り道。
しかし、会津若松には、磐越西線の夕方の新潟行き列車に間に合うように着かなくてはなりません。無いようでさりげにタイムリミットが仕掛けられているのが今回のツーリングの乙なところです。
川治温泉からちょっとだけ登坂があり、すぐに五十里ダム(五十里湖)に。
起伏が少なく、走りやすい国道121号をさらに北上します。
紅葉が素晴らしい。
なだらかな道をゆったり走っていると、福島県境のトンネルに到着。
個人的には3.11以降では初めての福島県入りです。
下り基調に変わりますが、雨の降りが多くなってきました。
昼食予定で当て込んでいるラーメン店を目指します。
土砂降りの直前(といってもすでに降られていましたが)に到着。
適度なサイクリング距離で、お腹も空いたところでラーメンを味わいました。
アプリで初音ミクを躍らせる、不思議な装置を披露するTさん。画面上、映しだされたラーメンの上で、初音ミクがクネクネしていますw
豪快に下れる区間が増えてきて、時間も稼げるので、ちょっと休憩も。
しかし(山間部でそんなに登った気がしないのに、こんなに下っていいのか)と生真面目に考えてしまうほど、鬼怒川温泉から会津若松までは楽な道のりのようです。
国道118号のトンネルを越えて、芦ノ牧温泉を通過。会津若松はもうすぐ。
しかし、トンネルは下りで速度が出るのはいいとして、舗装が荒い上に濡れてヌルヌルしており、正直ちょっと嫌だった。
会津若松の市街に入りましたが、時間に若干余裕があったので、ここでお城めぐりへ。
フレッシュで2年連続結成したチーム「お城めぐり隊」の再来です(といってオリジナルメンバーは今回2人だけですが)。
という訳で、会津若松・鶴ヶ城(若松城天守閣)でまたまた初音ミクを躍らせるTさん。
自転車も歩道を走行許可されている商店街。不思議。
15:56 会津若松駅前着。
ここで再び輪行準備ですが、前のコクーンからオーストリッチの新しい袋にまだ慣れていない私は手間取ります(汗)。
16時42発の列車なら時間に余裕あり、と思いきや、輪行準備に時間がかかり、意外とぎりぎりな乗車でした。
喜多方の前後で次々と客が降り、週末の車内はあっという間にがらがら。
走行距離は100kmにも満たないですが、早朝からの出発だったので、さすがのブルベライダーの皆さん、次々と仮眠。列車は暗闇の中を新潟県入り。
19時半ごろに新潟駅に到着しました。今日は駅前のホテルに宿泊です。
まだ新潟では全然走っていませんが、2日目に期待です。
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「ブルベはフランス語で『認定』を意味します。ブルベには様々なものがありますが、オダックス・ジャパン(AJ)が統括する日本でのブルベはBRMといいます。BRMは規定の距離を規定の条件で完走すると認定される長距離サイクリングです」
「同じ年に200km、300km、400km、600kmを認定された人はシューペル・ランドヌール (SR。英語ではスーパーランドナー)として讃えられます」
「BRMの最高峰として位置づけられているのが4年に1度、ACP(オダックス・クラブ・パリジャン) が開催するパリ~ブレスト~パリ ランドヌール(PBP)=1200km」
いずれもAudaxJapan(オダックスジャパン)HPより