身体の限界を知る
「ブルベ記」第87話
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毎週木曜の夜に行くスポーツジムですが、
体調はその時によってまちまちで、
身体が軽い時もあれば、重~い時もあります。
重い時にも2通りあって、
1)動かしているうちにほぐれてきて、身体が軽くなる場合、
2)動かせば動かすほど、ばててくる場合、
があります。
で、
身体が軽く動くと分かった時は、
かなり自分の身体を攻めます。
筋トレのマシンで単純な運動をすれば、
筋力の一定の限界線ははっきりあるので、
マシンの回数をこなしてそこまで達すれば、すぐおしまい。
しかし、
ランニングやペダリングになると、
呼吸(身体へ酸素を取り込む働き)はハードになると徐々に崩れてくるので、
はっきりした限界が見えにくいです。
そこをどう「見極めるか」、です。
あまり明確に「見極める」と体調を崩す場合もあり得るので、
「一歩手前」というのがいいですが、そこが難しいです。
例えばスピニングバイクで、
重めの設定(シッティングで回せない程度の重さ)にして、
ダンシング主体のペダリングをすると、
10分間続けていると、呼吸は徐々に乱れてきます。
そこをどう整えながら限界近くまでもたせるか、ですが、
深呼吸で呼吸を整えたり、
疲労で前のめりになってくる腰の位置を意識的に後ろの高い位置に戻したり、
ハンドルのグリップの位置を変えたりして、ちょっとは持たせようとします。
しかし、それでもまた崩れてきて、
荒い呼吸に呼応して、心拍もはっきり乱れてきます。
そうなると、筋肉も働かなくなってくるので、そろそろ限界です。
発汗もピークになってきます。
ここでストップ。
ランニングマシンを使うなら、
自分の場合、いつも16km/hに設定してちょうど5分間(約1,3km分)走るのですが、
これをたまに16.5km/h(+0.5km/h)に上げたりすると、
16km/hの時と同じ5分でも、
最後の1分間は、酸素供給量がめっきり落ちて、脳への血流量も減り、
ブラックアウトのちょっと手前の状態(視野がちょっと暗くなる)に陥ります。
ここでストップ。
以上のようなことは、
身体の調子によってはトライしない時もあり、
好んでやっている訳ではありません^^;
ただ、
身体の限界点を少しでも高めたり、
限界点がどのあたりか、を知っておく点では無意味ではないでしょう。
もっとも、
ブルベの場合は、
身体を限界点に追いやる要素は複合的にあり、
(肉体的負荷以外に、空腹、睡眠不足、精神的状況など)
ジムで単純にシミュレーションできる訳ではありませんよね。
そうだからこそ、
実際に走るってことは面白いんでしょうけど^^
(ところでブルベ、しばらくは無いですね、、、、)
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