先日、fat-middleの4線ノートを3種類も(!)発見した「ヨドバシカメラ池袋店」4階文具売り場を、今日、これというあてもなく再び訪れました。
と、そこで“発見”したのは2種類の「鉛筆の持ち方補助具」(実は、これ以外にも店頭には並んでいたのですが、私の興味を惹くものではなかったので購入しませんでした)。
一つ目はこれ(購入したのは「透明/クリア」版ですが、色つきもありました)。
製造元は「クツワ」。
「両利き用」ということで、右利きの人にも左利きの人にも使える、ということがわかります。
(個人的には「両利き」というのは、「左右どちらの手も同じように使える(1人の)人物」という意味で理解しているので、この表示に書いてある「両利き用」には少々違和感がありますが、ただ言わんとすることはよくわかります。)
で、裏面には、こんな「効能書き」が。
そして、もう一つはこれ。こちらの製造元は「ソニック」。
これには「右手用」と書いてありますので、おそらく「左手用」も製造しているのでしょうが、残念ながら、ここの売り場には見当たりませんでした(なお、「右手用」の別の色の組合せもありました)。
こちらの「効能書き」はこんな感じ。
袋から出してみると、こんな感じ。
「プニュグリップ」のほうは、純粋に実用本位(!)ですが、
「もちもっち」のほうには、こんな埴輪風(?)デザインが。
実際に鉛筆につけてみた感じはこれ。
*上の写真について、「もちもっち」の向きが逆ではないか? というご指摘をいただきました。
確かに、包装に書いてあるのと逆ですね。今晩にでも写真を撮り直して、差し替えます。
とりあえず、「上の写真の付け方は間違いです!」というお知らせまで。ご指摘に多謝!
【訂正版です!】 ソニックさん、ごめんなさい!
持った感じは、こんなふう。
【訂正版です!】
こちらの正しい(!)付け方のほうがはるかに高いホールド感が得られます!
私の指の長さだと、人さし指が第1関節までしっかり密着していて安定感があります。
商品名に“プニュ”、あるいは“もちもっち”という擬態語が入っていることからわかるように、
材質は硬質のプラスチックではなく、柔軟性/可塑性のある柔らかなもの(袋には、それぞれ
「エラストマー」、「シリコンゴム」と表示されています)。
違和感のない「持ち味」で、親指・人さし指で軽く握った鉛筆を中指で支える、いわゆる「三脚持ち」が自然にできるようになっていました。
小著『これからの英語の文字指導〜書きやすく読みやすく〜』(研究社)でも触れましたが、
・親指が人さし指を押さえ込んでいる
・人さし指が親指を押さえ込んでいる
という、「書きにくく疲れやすい」鉛筆の持ち方をしている生徒が非常に多いように感じています。
けれども、今日見つけた、この2つの「補助具」を使えば、ごく自然に「書きやすく疲れにくい」、そして「可動域の大きい」三脚持ちに移行できるように思います(もちろん、鉛筆を持ち始める最初の段階からこれを使うのもありです。)
ところで、「鉛筆の持ち方補助具」について、私の目を開いてくださったのは tmrowingこと松井孝志先生。コロナ禍直前に新宿で開いてくださった講習会の場においてです。
そのとき、generousにも、参加者ひとりひとりに配ってくださった「補助具」は、魚の形をしていた
ことから、松井先生は「キンギョ」と呼んでいらっしゃいましたが、使い込んだ結果、現在ではこんなふうになっています。
なお、こうした補助具のメリットには、鉛筆の直径を太くしてくれる、すなわち、強く力を入れなくても鉛筆が固定できる、ということもあるように思います。
というのも、上の書いたような「書きにくく疲れやすい」鉛筆の持ち方を“考案”する(せざるをえない)のは、もちろん三脚持ちの指導が不足しているということもあるのでしょうが、ひょっとしたら、細くて持ちにくい鉛筆を固定させるための工夫なのかとも思うからです。
文字を書くことを指導するにあたっては、個々人に合った、筆記用具の適切な太さ、ということも今後は視野に入れる必要があるかもしれません。
*赤字は投稿翌日の午前、青字は翌日午後の修正です。











