―40代ともなると、体力がやはり衰えてきます。にもかかわらず、お二人は、40代にしてトライアスロンの成績をどんどん上げている、とお聴きしました。
となると、かなりハードなトレーニングが必要だと思うのですが、どうやって身体を日々鍛えているんですか?
⇒まず、40代になると、10代20代のようにがむしゃらに量をこなして身体を鍛える、というやり方は捨てた方がいい。
どうせ体力、落ちていますからね。
じゃあ、どうするかというと、頭を使う。つまり「効率」を考えるんです。
あらゆる運動は、身体の軸というか芯にあたる"体幹"を軸に体重移動を効率的に行うことなんですね。
走ることも、泳ぐことも、ボールを投げることも、パンチやキックをすることも。
この "体幹"を意識して、スムーズに体重移動を行えるように「考えながら鍛える」と、ものすごく成績の伸びが早くなります。
水泳の場合は、体幹を意識しながら、肩甲骨を伸ばし、ストロークを大きくゆっくりすることで、確実にタイムが伸びます。
ランニングの場合は、上体を起こして、頭がぶれないように、股関節を柔らかくしながらストライドを広くとる。
これで速くなるんです。
ランのプロは、走るときの音がしないと言われます。
筋肉に頼らず、動きがものすごくスムーズ、余分なエネルギーを使わないんです。
スポーツとは、体幹である、とわかってからは、トレーニングのうち四分の一ほどの時間を身体のコンディションを整えることに使っています。
屈伸やマッサージなどです。
週1回はコンディショニングセンターに行って身体をほぐす時間を取っていますよ。