【起業とは単に働く形のひとつ】
起業に関する興味深い話。
10年後・20年後には、働き方が変わっていそう。
おもしろくなる。
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「起業」とは昔のように必死になって大きな目標に向かって身を削ったり、
お金を削ったりするものではなく、単に「会社」とは別の新しい働き方の一つに
過ぎないのではないかということです。
■「会社」とは前世紀の仕組み
今私たちが知っている会社は工業化社会に発展した仕組みです。
均質なものを大量に生産する製造業には向いているかもしれませんが、
現在のように成熟した社会では「効率を上げる」「規模を拡大する」「成長する」ことを
目的とした会社には、イノベーションや感性を求める人間にとっては
辛いだけの場所になってしまいました。
資本を必要とする製造業では「会社」という仕組みを維持する必要があるかも知れませんが、
知識労働がメインの人にとっては「会社」以外にもたくさんの選択肢があります。
特に、情報インフラが整備され、バーチャルオフィスや電話秘書代行などの
サービスが安価で提供されており、
さらにSNSが普及した現在では起業のハードルは益々下がっています。
■私の考える「起業」とは
私が考えている起業は「一発逆転」とか「ビッグチャレンジ」ということではなく、
「会社に所属しなくても働けるスタイル」に過ぎません。
今はまだ先取りしている感じがありますが、
将来的には多くの人が「会社」に行く代わりに「起業する」選択肢を自然に選び、
周りもそれを特別視しないという時代がやってくると思います。
もちろん、会社にいるか起業するかに関係なく、自分の専門的な強みと人的な
ネットワークを持っている必要があります。
よく見ると会社の中にそのような人材はたくさんいます。
多くの人は単に家のローンを抱えていたり、子どもが小さかったり、
奥さんの理解を得られなかったりで起業出来ていないだけのような気がします。
しかしこういう人は起業しても普通に「ちゃんと食って行ける」と思います。
そして起業すると圧倒的に仕事や生活の「オーナーシップ」と「自由」が手に入ります。
これは金銭よりも重要だと思います。
「年収」と「幸せ」がリンクするのはある程度までです。
年収が高くなるほどに、「年収」と「幸せ」の相関関係はなくなります。
私は「不幸なお金持ち」には決してなりたくありません。
私の考える起業とは、自分を一か八かのリスクにさらすことなく、
ライフワークでちゃんとお金を稼いで、世の中のためになることです。
例えそれが大勢の目にとまることはなくても自由にかつ幸せに生きられれば
それで良いと思っています。
「ITで起業」というと、どうもみんなの「当たるか当たらないか分からないものにかける」
というイメージが強いのですが、そんなことはありません。
■絶対にやってはいけない 「起業」とは
典型的なストーリーは「斬新なアイデアをベースに誰よりも早くサービスをリリースして
初期のユーザーを獲得し、VCから資金を調達して人を雇い、
さらにサービスを大きくしてからマネタイズを考えて、うまく行ったらIPO。」
的なものでしょう。
おそらくほとんどうまく行かないでしょう。
中にはうまく行くものあるでしょうが、リスクが高すぎて私にはとても出来ません!
「ソーシャルなんちゃら」系のサービスはほとんどこんな感じだと思います。
こういう種類の「起業」はいつの時代にも存在するし、その中から次世代を背負って
立つ産業が生まれてくる可能性があるので否定はしませんが、
普通の人が会社とは別のワークスタイルとして選択すべきやり方ではないでしょう。
ただし若いうちはガンガンやってもらって構わないと思います:)
あくまでも私のようにベテランの会社員がやるべきではないということです。
40代以上には穏やかな起業をオススメします。
■定番メニューを作る
私が理想と考えているのは、
「まずは自分のライフワーク周辺で確実に商売になることをやる。
よく見ればそのような仕事の中にもたくさんのイノベーションが潜んでいる。
ベースとなる売上を確実な商売で築き、何もしなくても会社が回るようになったら、
あくまでも余剰資金で新しいサービスを作る。
この場合、失敗しても痛くないし、途中でVCに口を出されることもない。
単に自分たちのお金と時間で失敗しただけ。数を打っていると、
そのうちそこそこヒットするサービスが出てくるので、それを元に
もう一つ別の売上を作る。こっちは別会社にしても良いかも。」
てな感じです。
つまりまずは確実に稼ぐ「定番メニュー」を作りたいのです。
その定番メニューとは時代に左右されない価値を持つものです。
流行とは無縁のサービスで、しっかりとしたビジネスの基盤を築く。
これが重要だと考えています。
また会社がうまく回りだしてもむやみに規模を大きくしないことも大事だと
思っています。会社が大きくなればどうなるか痛いほど分かっているので、
そういった「会社」という前世紀の仕組みを 踏襲するつもりはありません。
「オーナーシップ」と「自由」の引き換えに「規模」や「成長」を
手に入れようとは思いません。
あくまでも自分に「会社」という仕組みに妥協することなく新たなワークスタイルを
築いて行く人が一人でも多く出ることを願っています。
そのために、知恵を貸すことが出来ればよいなと思います。
http://inoue.typepad.com/
起業に関する興味深い話。
10年後・20年後には、働き方が変わっていそう。
おもしろくなる。
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「起業」とは昔のように必死になって大きな目標に向かって身を削ったり、
お金を削ったりするものではなく、単に「会社」とは別の新しい働き方の一つに
過ぎないのではないかということです。
■「会社」とは前世紀の仕組み
今私たちが知っている会社は工業化社会に発展した仕組みです。
均質なものを大量に生産する製造業には向いているかもしれませんが、
現在のように成熟した社会では「効率を上げる」「規模を拡大する」「成長する」ことを
目的とした会社には、イノベーションや感性を求める人間にとっては
辛いだけの場所になってしまいました。
資本を必要とする製造業では「会社」という仕組みを維持する必要があるかも知れませんが、
知識労働がメインの人にとっては「会社」以外にもたくさんの選択肢があります。
特に、情報インフラが整備され、バーチャルオフィスや電話秘書代行などの
サービスが安価で提供されており、
さらにSNSが普及した現在では起業のハードルは益々下がっています。
■私の考える「起業」とは
私が考えている起業は「一発逆転」とか「ビッグチャレンジ」ということではなく、
「会社に所属しなくても働けるスタイル」に過ぎません。
今はまだ先取りしている感じがありますが、
将来的には多くの人が「会社」に行く代わりに「起業する」選択肢を自然に選び、
周りもそれを特別視しないという時代がやってくると思います。
もちろん、会社にいるか起業するかに関係なく、自分の専門的な強みと人的な
ネットワークを持っている必要があります。
よく見ると会社の中にそのような人材はたくさんいます。
多くの人は単に家のローンを抱えていたり、子どもが小さかったり、
奥さんの理解を得られなかったりで起業出来ていないだけのような気がします。
しかしこういう人は起業しても普通に「ちゃんと食って行ける」と思います。
そして起業すると圧倒的に仕事や生活の「オーナーシップ」と「自由」が手に入ります。
これは金銭よりも重要だと思います。
「年収」と「幸せ」がリンクするのはある程度までです。
年収が高くなるほどに、「年収」と「幸せ」の相関関係はなくなります。
私は「不幸なお金持ち」には決してなりたくありません。
私の考える起業とは、自分を一か八かのリスクにさらすことなく、
ライフワークでちゃんとお金を稼いで、世の中のためになることです。
例えそれが大勢の目にとまることはなくても自由にかつ幸せに生きられれば
それで良いと思っています。
「ITで起業」というと、どうもみんなの「当たるか当たらないか分からないものにかける」
というイメージが強いのですが、そんなことはありません。
■絶対にやってはいけない 「起業」とは
典型的なストーリーは「斬新なアイデアをベースに誰よりも早くサービスをリリースして
初期のユーザーを獲得し、VCから資金を調達して人を雇い、
さらにサービスを大きくしてからマネタイズを考えて、うまく行ったらIPO。」
的なものでしょう。
おそらくほとんどうまく行かないでしょう。
中にはうまく行くものあるでしょうが、リスクが高すぎて私にはとても出来ません!
「ソーシャルなんちゃら」系のサービスはほとんどこんな感じだと思います。
こういう種類の「起業」はいつの時代にも存在するし、その中から次世代を背負って
立つ産業が生まれてくる可能性があるので否定はしませんが、
普通の人が会社とは別のワークスタイルとして選択すべきやり方ではないでしょう。
ただし若いうちはガンガンやってもらって構わないと思います:)
あくまでも私のようにベテランの会社員がやるべきではないということです。
40代以上には穏やかな起業をオススメします。
■定番メニューを作る
私が理想と考えているのは、
「まずは自分のライフワーク周辺で確実に商売になることをやる。
よく見ればそのような仕事の中にもたくさんのイノベーションが潜んでいる。
ベースとなる売上を確実な商売で築き、何もしなくても会社が回るようになったら、
あくまでも余剰資金で新しいサービスを作る。
この場合、失敗しても痛くないし、途中でVCに口を出されることもない。
単に自分たちのお金と時間で失敗しただけ。数を打っていると、
そのうちそこそこヒットするサービスが出てくるので、それを元に
もう一つ別の売上を作る。こっちは別会社にしても良いかも。」
てな感じです。
つまりまずは確実に稼ぐ「定番メニュー」を作りたいのです。
その定番メニューとは時代に左右されない価値を持つものです。
流行とは無縁のサービスで、しっかりとしたビジネスの基盤を築く。
これが重要だと考えています。
また会社がうまく回りだしてもむやみに規模を大きくしないことも大事だと
思っています。会社が大きくなればどうなるか痛いほど分かっているので、
そういった「会社」という前世紀の仕組みを 踏襲するつもりはありません。
「オーナーシップ」と「自由」の引き換えに「規模」や「成長」を
手に入れようとは思いません。
あくまでも自分に「会社」という仕組みに妥協することなく新たなワークスタイルを
築いて行く人が一人でも多く出ることを願っています。
そのために、知恵を貸すことが出来ればよいなと思います。
http://inoue.typepad.com/