これはいいかも。
ケータイにワンセグが付いていれば必要ないが、iPhoneにはないのでテレビ好きの私には必要かも。

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ワンセグ液晶デジタルテレビ DY-1S43S512
購入価格:6610円

4.3インチのカラー液晶とスピーカーを搭載したワンセグテレビ。内蔵のメモリー(512MB)には約3時間の録画ができる。約5時間の連続視聴が可能なバッテリーも内蔵しているので、持ち歩くことも可能だ。
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 正直に告白すると、僕はあまりテレビを見るほうではない。事務所でも自宅でもテレビが常についているわけではなく、毎週欠かさず見ている番組もない。だが、毎日1~2時間はニュースをチェックしており、何か大きな出来事があったときには、かなり真剣に情報番組を見る。もちろん、自分の仕事に関連した番組もよく見ている。

 これまでテレビはテレビパソコンで視聴・録画することが多かった。しかし今では、テレビパソコンを買い控えている。Windows 7モデルが安定した頃に、テレビパソコンを買い換えると、ちょうど地デジも迫ってきて頃合いだと考えているからだ。

 そこで最近重宝しているのがワンセグだ。ちょっとした番組視聴には結構役に立っている。だが、さすがにケータイ画面では狭いので、そろそろパソコン用のチューナーを買おうかと考えていた。ところが、ワンセグ専用のテレビがワンセグチューナー並みの価格で買えることを知り、急に欲しくなってしまった。専用テレビなら、パソコンと違って好きな場所で見られるし、ケータイより画面が大きいので、机上でもホドホドのサイズで視聴できそうだ。

 ということで、早速4.3インチのワンセグテレビを購入してみた。ダイナコネクティブというメーカーの製品で、3時間ほどの録画機能もあるのにアマゾンの通販で6610円と驚くほど安かった。

■スリムで格好良いがポケットには厳しい

 実物は、格安な製品とは思えないほどよくできており、とにかく薄い。さすがに高級品とまでは言えないが、十分に格好いい。

 惜しいのは、ポケットに入れるにはかなり大きいこと。重さは170gと軽いので、常時持ち歩いても負担にならない。それだけに、ポケットに入らないのは残念に感じた。本体を立てて置くスタンドが本体に取り付けられていないのも残念だ。付属のスタンドの上に本体をセットする形になるのだが、とたんに不格好に感じてしまう。また、旅行先などに持って行くときにスタンドを忘れると使いづらい。どう考えても、単体で立てられるようにしたほうが便利だ。

 このサイズにしてバッテリーを内蔵しており、連続視聴はカタログ値で5時間となっている。外出先でちょこっとテレビを見るには十分な長さだが、旅行先の移動などで長時間視聴するときには、乾電池式の方が融通が利くだろう。当然ながら、しばらく使い続けるとバッテリーがへたるわけだが、この価格なのだからある程度割り切ろう。交換などを考えずに、付属のACアダプタをつないで机上専用にすればいい。

 付属品は、ACアダプタのほかに、イヤホンと専用ケースが標準で付いている。どちらもそれなりのできだが、価格を考えると致し方ないところだ。

■操作性は若干レスポンスが気になる

 しばらく使ってみたのだが、一番気になったのがレスポンスだ。チャンネル切り替え、メニューの選択などのレスポンスがかなり悪く、とても待たされる感じがする。イライラして、ボタンを何度も押すと先のコマンドまでジャンプしてしまったりする。少し余裕を持って操作したほうがいいだろう。

 チャンネルを次々に切り替えて番組を探す際にも、受信中で待たされる時間が長くて、かなりイラついてしまう。携帯のワンセグも似たようなものだが、この製品はワンセグカメラがメインなのだから、もう少しレスポンスを向上させてほしい。十字キーによる操作性もイマイチで、キーが小さく、傾けて入力しているのか、押し下げてクリックしているのかよく分からない場面が何度もあった。

 例えば、チャンネルリストを呼び出す際には、「MENU」ではなく視聴中に「OK」を押す必要があり、メニュー体系に若干統一感がないように感じた。慣れればさほど困らないが、家族が使う時などには、メニューまわりが英字表記ということもあって、相当に戸惑うだろう。

 できればリモコンも付属していてほしかった。この画面サイズなら机上でも十分に使えるので、離れた位置から操作したいのだ。とはいえ、価格を考えれば、高望みかもしれない。

■画質はそれなりだが満足できる

 はっきり言って画質はまあまあだ。正確に言うなら、液晶の画質がさほど低いわけではない。500カンデラと明るく、ややあっさり目の色合いだが、決して悪いわけではない。動きの激しいシーンでは、ブロックノイズがかなり目立つが、液晶うんぬんと言うよりも、ワンセグだから仕方がない部分だ。特に、画面サイズが4.3型とそれなりの大きさだから、余計にノイズが目立ってしまうだけだろう。

 最近は、動きを滑らかにする機能を搭載した機器も登場しているので、画質が気になるなら、ほかの製品もよく比較して購入したほうがいいだろう。個人的には、ある程度割り切れば気にならなかったが、ニュース好きとしては、番組中に表示されるパネルなどが見づらいのは残念である。音質もそれなりだが、ケータイのワンセグで視聴したときの音よりは良いので妥協できる範囲だ。

■録画は表示されている番組のみだ

 この製品はこの価格にして録画にも対応するのだ。素晴らしい限りが、残念ながら予約録画はできない。視聴中の番組を録画することしかできないのだ。もちろん、番組表からの録画にも対応していない。録画時間は合計3時間で、100ファイルまで。番組を2、3本録画できる程度だと思えばいいだろう。録画機能に関しては、完全におまけと割り切ることだ。

 さて、いろいろとマイナスポイントも書いたが、6000円台の実売価格なら十分に納得できる。携帯用のテレビというより、書斎などの家庭のパーソナルルームで使う3、4台目のテレビとしてオススメする。

 基本的には録画をせず、例えば情報番組を見ていて、気になる情報が流れたら、その場でちょっぴり録画するといった使い方がピッタリだろう。贅沢を言わなければ十分に買いだ!

http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20090702/1027503/?P=5