「Hot Pepperミラクル・ストーリー」 平尾勇司 東洋経済新報社
リーダーの役割とは、変革し、パッケージ・パターン化し、汎用化し、構造化し、安定化することだ。
本当に大切なことは、組織構成員全員の想いを束ねて、「地道にコツコツと日々積み重ねていくこと」を
組織文化として根付かせること。
日々の積み重ねがどこにつながっていくのかをおもしろくわかりやすく納得感のあるように伝えることで、
わくわくしたり、ドキドキしたり、キュンとしたり、ジーンとしたり、心から動かし、日々の行動を
着実に行い、目的をともに実現する。
それは、物語を語ることになる。リーダーとは物語を語る人だ。
その物語は、「この事業は何か?何を実現したいのか?」からはじまって、
「実現した時の世の中、この組織、個人の姿」「その実現にむけて、一人ひとりの役割とチームの役割」
そして「一人ひとりの仕事とその人の人間的成長」までがシンプルにつながっていく物語を語る。
リーダーは管理者であってはならない。管理者とは決められたやり方やルールをただ忠実に
チェックする人に過ぎない。
リーダーは目指す方向を指し示し、自らがその方向に立ち向かい、組織全体をその方向へ率いて導く人である。
自分が動かないのは論外だ。自分だけ動いて組織が動かないのでは意味がない、組織の一部しか動かず、
組織全体が動かなければ価値がない。
組織が効率的・効果的に動く、組織がエネルギーを持って動いてこそリーダーの存在が許される。
つまりリーダーは実現しようとすることや目指す方向とその方法を一言で表現するコンセプトを明示
しなければならない。
そして、その姿や状態を全員が理解して共有できる具体的な形をデザインしなければならない。
そのデザインは目に見えて理解でき、人の心に働きかけるものかどうかを試される。
それでも不十分で、実現の道筋をつくるためには、より具体的な行動をシンプルな型にしたプランを用意
できなければならない。そしてそのプランの実行を日々マネジメントするのである。
そして、自らがそのプランの最高の行動者であり、自らが実現してみせることで周囲を納得させて巻き込んで
いくのである。
コンセプターであり、デザイナーであり、プランナーであり、マネジャーであり、プレイヤーであるとき、
その人はリーダーとなる。
リーダーが身につけなければならない技術
1.高い志を掲げる技術
2.事業を設計する技術
3.組織をつくる技術
4.伝える技術
5.実行する技術
6.育てる技術
7.評価する技術
8.愛される技術