■ 機能的にはほとんど別物? 

 三洋Xactiをビデオカメラに入れるかどうかというのはいつも議論の分かれるところだが、今やビデオカメラのアーキテクチャとXactiのそれを比較しても、ほとんど何も変わらないようなことになっている。今のビデオカメラは、多くの部分が「Xacti的」だ。もはやビデオカメラとデジカメを分離することに、あまり意味がない時代に突入しようとしているのかもしれない。

 そんなXactiだが、昨年9月に初のフルハイビジョンモデル「DMX-HD1000」をリリースして以来、ビデオカメラとして本格的に使用されるようなシーンも見かけることが多くなった。最近でこそソニーが「HDR-TG1」を出してきたが、昨年の段階ではここまで小型でフルHDが撮れるものといえばXactiしかなかったものだ。

 先日発表されたのは、そんなハイビジョンモデルの新製品「DMX-HD1010」(以下HD1010)。6月20日発売予定で、店頭予想価格は12万円前後。外見は大きく変わるところはないが、内部的にはかなり手を入れたようである。中でも目玉機能は、CMOSの特徴を活かした「スローモーションムービー」の搭載だ。

 CMOSの高速読み出しによるスローモーション撮影を搭載したのは、2006年3月のソニー「HDR-HC3」 が最初である。それ以降ハンディカムにはだいたいこの機能が載っているが、他メーカーの参入で記憶に新しいのは、カシオのネオ一眼「EX-F1」 だ。300、600、1,200fpsから選択可能で、事実上撮影時間制限なしというスペックに、なんか自分の中で変なものが目覚めちゃった人も居ることだろう。

 今回のHD1010は、スローモーション以外にも、顔検知や手ぶれ補正、AF速度などのスペックもアップさせているようだ。ではさっそくその実力をテストしてみよう。


詳細のテストレポート内容は、

http://av.watch.impress.co.jp/docs/20080618/zooma365.htm