●「孫正義大いに語る!」より
ソフトバンクの場合
1.理念・志
「テクノロジーを活用することによって、人類の知恵と知識を共有し、創造的で幸せな社会を実現する」
2.ビジョン
「あらゆるシーンがインターネットにつながる」
3.戦略
「デジタル情報サービス産業で世界ナンバーワンになる、サイバースペースに集中する、自己増殖
組織での昆虫のような群戦略、企業価値を創造する経営」
● 特別インタビュー「孫正義の本音」
・「インターネットのインフラを提供するソフトバンク」から「インターネットのすべてのサービスを
提供するソフトバンク財閥」への舵取りは、「40代で勝負し、50代で完成させる」ことを目指す
孫流ビジネスの勝負手だ。
・「グループには130の会社があるが、僕はグループ会社の方向性を示し、それぞれの会社が
シナジー効果を生み、構造的に成長していく指針を示せばよい」
・ソフトバンクが目指すインターネット財閥は、この数年でその方向性が固まるという。
まず、アイボール・トラフィックを押さえることをヤフーによって成功した。
今現在、金融ポータルの形成とEC分野への進出を急ピッチで進めている。
・「金融でも、EC分野でも、一通りのジャンルをそろえるつもりだ。
ソフトバンクグループで全ての商品が手に入るようにする。
インターネット上のビジネスでソフトバンクグループが扱わないのは、テクノロジーの分野だけと
考えていい。マイクロソフトやサン・マイクロシステムズが扱うような技術には興味がない」
・「全ての産業のインフラにインターネットが定着するのは、5年後だ(2005年頃)」と話す。
それまでにインターネット財閥の方向性を固めておくというのが、当面の目標だ。
「5年後には、ソフトバンクグループは、ワールドワイドで780社のパートナー会社を抱えているだろう。
米国で400社、日本で150社、日本を除くアジア圏で50社、南米で30社ぐらいとは提携している
はずだ。グループで扱うサービスの幅を広げるだけでなく、地域的にも広げていく。」
・孫正義の目標は、10年後には3000社のグループ会社を抱える財閥を作ることだ。
「ナローバンドからブロードバンドへとインターネットが変わり、携帯端末も安く、速くなっている。
サービスの範囲は今よりずっと広がり、3000社ないと全てのサービスがカバーできない」
・「インターネットビジネスはゼロと無限大という2つの数字で表すことができる。タイムラグゼロ。
変動費ゼロで販売、告知。無限のカスタマーリーチ、無限の情報の切り口、無限の在庫、無限の
コンテンツ。
ピュア・インターネット・カンパニーであればあるほど、この2つの特徴を研ぎ澄ましていける。
このゼロと無限の特徴を生かしたビジネスを考えた人が、この世界での勝者になる。
既に米国にあるものを日本に持ってきたところで、ソフトバンクは興味がない」