久しぶりに「ドマーニ」へ行く。
いつも変わらないメニュー構成に安心感が湧く。
また従業員の方の対応もきちっとしていて、ゆったりと過ごす事ができる。
イタリアの田舎で料理を食べたことがないので、「田舎風イタリア料理」という物がどういう
ものか分からないが、ドマーニはなんとなく家庭的と言うか、「田舎風」と言う言葉を彷彿させる。

最近、ちょっとこじゃれた(はっきり言えば格好だけの)イタリア料理が多い中、しっかりとした
味付け、なぜだかほっとさせる雰囲気、老舗としての"しつらい"を保っているのが
このドマーニなのである。幅広い客層がこの店の歴史を物語る。

思いっきりお腹を空かせてたくさんの料理を注文する。
そして非常にリーズナブルでコストパフォーマンスの高いワインをかぶ飲みして楽しく語らう。
それがドマーニでの食べ方である。
ここではバローロやバルバレスコ等の高価なワインは必要ない。
例えば普段使いのテーブルワインでもいい。味付けのしっかりした、ある意味濃厚な味の
料理を、冷えた白や少し温度を低くした赤ワインで楽しむ。それがドマーニである。

ドマーニで絶対に食べたいのは、魚介類のチリソース煮「セウタ」である。これが旨い。
いわゆる魚介類を煮込んだシチュー風の物であるが、これがたまらない。
これだけは4人で行けば4皿頼んで、シェアせずに1人で1皿食べきりたい料理なのである。
深い味わいと、後でおいかけてくるスパイシーな味がたまらない。
これだけで「飲める」代物である。そして「鶏のロースト小悪魔風」。
これもぜひ食べて帰りたい1皿である。
しかし、しかし、ドマーニで絶対に外せないのは「セウタ」である。
これはまさしく、ASOの「フルールトマトのカッペリーニ」、かわむらの「ミートソース
スパゲッティ」、京味の「鮭はらすごはん」等のように、その店に行ってそれを食わずして
帰れるかい!!!!という名品なのである。
しかも値段が1皿1500円でっせ。素晴らしい。
ドマーニへ行って、鮮魚のカルパッチョを2人でシェアして、セウタを1人1皿頂く、そして
ペペロンチーノをシェアして、メインに鶏を食べ、ドルチェを頂く。
それでも1人5000円でお釣がくる。立派なお店であります。

ASOさんのように本当に美味しければ文句はありませんが、中途半端に格好つけて
高いだけのイタリアンが多い中、こういうお店は貴重ですわなあ。

http://yamamura.exblog.jp/3451403