Googleがアドワーズ広告の行動ターゲティングを試験的に実施しているとのことです。

Google (US)にて最初にItalian Hotelsと検索し、続けてweatherと検索すると
SERP最上部に「weather in italy」というタイトルのアドワーズ広告が表示されます。
同じように、「france hotels」と検索して、続けて「reserve hotel」と検索すると、
フランスのホテルの広告が表示されます。
これらはGoogleに情報が送信されているわけではなく、ブラウザを閉じると履歴がクリア
されます。

この行動ターゲティング技術のポイントは、検索をセッション単位でとらえて、セッション内に
おける直前までの検索クエリを参照して広告の適合性を高めていこうという点です。
上記の例でいえばそれぞれイタリア、フランスという地域属性情報を利用して、ユーザの
インテント(検索意図)を正確に読み取ろうとしているわけです。


私たちは多くの場面で検索エンジンを利用しますが、1日24時間、常に同一テーマで検索しているわけではありません。日中はビジネスに関することを検索していても、夜は自分の趣味
のことを検索しているかも知れません。
もし過去の検索履歴すべての情報を参照して広告を表示しようとすると、例えば夜、
今週末にどこに出かけようかと旅行のことを検索しているのに、昼間に検索した仕事のことと
関連づけられた(その旅行のことに関心がある、いまこの瞬間には)どうでもいい広告を
見せられることになり、うっとうしいと感じることもあるでしょう。
しかし検索セッション単位であれば、私たちが検索を開始したその瞬間に興味のあることを
対象とした(少なくともその確率が高い)情報が表示できますので、そういう意味で
この方法は理にかなっていると思います。

http://japan.cnet.com/blog/takawata/2007/08/02/entry_post_13/