“レバレッジ英語勉強法” 本田直之著 朝日新聞出版


・英語ができる・できないであらゆる格差が開く事態が、日本においても、すでに出現している。

・ビジネスパーソンにとっての英語は、投資アイテムではなく、最低もっているべき資本である。

・ここ数年の内に、PCがそうなったように英語ができないとやっていけない時代が到来する。

・本書では、3ヶ月で英語を話せる基礎を作り上げる。

 偏った知識でかつ基礎的なレベルで、限定された範囲内だがコミュニケーションできる方法が、

 “レバレッジ英語勉強法”

・これからの時代、レバレッジが効く投資アイテムは、“語学”“IT”“金融”


〔偏った英語でレバレッジポイントを目指せ〕

・英語を自由に話したいのなら、まず「正しい英語を話す」という思い込みを捨てること。

・英語に関して自分にはどのようなメンタルブロックがかかっているか知り、それを一つ一つ解いていく

 ことが必要。

 恥ずかしいというメンタルブロックを外すことが、英語を話すためには重要なポイント。

・英語のインプットばかりが多すぎて、アウトプットがまったくできていません。

 これがメンタルブロックと並ぶ、いくら英語をやっても話せるようにならない2大元凶。

 アウトプットを上手に組み合わせた勉強法を知れば、必ず英語が話せるようになったと実感できる。


〔従来の勉強法をレバレッジ勉強法に切り替える〕
・漠然としたイメージしかもたずにスタートした人は、挫折を繰り返す。
 英語を勉強する具体的な目的を明確にする必要あり。
 -自分がかかわっている分野のビジネスで不自由しない程度にコミュニケーションとる
 -海外旅行や遊びで楽しめる程度にコミュニケーションをとる
 -TOEICの得点をあげたい  など
・レバレッジ英語勉強法が活用できるのは、このようなコミュニケーションのレベル。
・従来の英語勉強法にある7つのウソ
 -AFN(FEN)を聴くなど英語のシャワーを浴びる
 -英語のテレビドラマや映画を字幕なしで見る
 -とにかく英会話スクールに行く
 -まずTOEICを受けてみる
 -単語力をつければリスニングもスピーキングもOK
 -中学1年に戻ったつもりで文法の教科書からスタート
   役立つレベルを望んでいるのであれば、文法は十分やったと割り切る必要あり
 -思い切って留学する
・狭い範囲の偏った英語(自分に特化した英語)なら、短期間で大人も話せるようになる。
 偏った英語を目指すことが、最小限の労力で役立つ英語をマスターする
 キーサクセスファクターです。
・自分の目的を定め、レベルを見極めたら、偏った英語を目指す!


〔本当にレバレッジが効くインプットをする〕
・英語を効率的に勉強するには、「即効性」と「遅効性」という2種類に分けて考える必要あり。
・【STAGE1】
 《即効性のインプット》 80%はすぐ効果がでる勉強をする
  偏った英単語(興味分野など範囲を極度にせばめる) 100単語程度完璧に
  偏った範囲の英語言い回し 20フレーズ程度
  きっかけ語とあいづち語
  get,haveなどの使いまわし単語
  とっさの一言、使いまわしフレーズ
  基礎構文を理解(中学レベルの教科書はNG)
  自己紹介

 《アウトプット》
  カスタマイズしたマンツーマン英会話
  自己紹介をマスター
  海外旅行、海外出張
  共通の興味を持ち、英語を話す友人を見つける

 《遅効性のインプット》 20%は基礎体力となる勉強をする
  リズム・アクセント・英文構造を理解するためのリスニング
  興味ある同じオーディオブックやCDを繰り返し聞く

 【STAGE2】 レバレッジ英語勉強法をクリアしたあとに勉強しないと効果出ない
  ボキャブラリイ・ビルディング
  リスニング
  留学

・忙しいビジネスパーソンが短期間のうちに、最小限の労力で最大限のリターンをとるには、

最初は狭く絞ることが重要。やらなくていいことは、徹底してやらない!
・アウトプットを考える際、注意したいのが、あまりにも高く遠いものをイメージしない。
★「5年後に海外で企業する」というような高いレベルのものは、目的であって、
 細分化しないと具現しません。3ヶ月をめどに、できる限り狭い範囲のアウトプットイメージが必要。
 最初はすぐ成果がでる小さく狭い範囲での偏ったアウトプットから始めても、
 細い枝を集めれば大きな束になるように、英語力はいずれ確実にアップする。
・レバレッジ英語勉強法のスタート時、絶対に避けるべきアイテムは、
 “英字新聞”“字幕なしの映画やニュース”“文法テキスト”
・英会話を円滑に進めるために、「きっかけ語」と「あいづち語」が重要。
・「きっかけ語」、「あいづち語」に並んで、とても応用が利く便利な言い回し
 フレーズが、getとhave。
・1冊のテキストに3ヶ月を費やすくらいの覚悟で、簡単な言い回しを徹底的に覚えれば、
 偏った言い回しが飛躍するためのベースも強固になる。
・脳の仕組みから言えば、暗記は寝る前にやると最もレバレッジが効く。
・遅効性を感じられるリスニングの方法は、自分の興味がある内容のCDを何回も繰り返し聴くこと。
・リスニング教材を選ぶポイント
 -単語数が少ない偏ったリスニング教材を選ぶ
 -興味があるもしくは背景がわかっている偏った教材を選ぶ


〔英語をモノにするアウトプットの方法〕
・英会話スク-ルを偏ったアウトプットの場にカスタマイズする
 -マンツーマンのコースを選ぶ
 -常に同じ講師を指名する
 -理想的には週に2回通う
 -一般的なテキストを使わず、自分で偏った授業をつくる
・くだらない話でも、自分から先に話かける習慣をつける。
 文化を問わず、自分の意見を真っ先に発言すれば、話題を自分のフィールドに持ち込める。

 つまり、先に発言する習慣をつければ、話題をコントロールできる。

・偏った英語のインプット・アウトプットのセットがひととおりできたら、
 偏った範囲を他に移していく。この繰り返しで細い柱が太い柱になる。
 役立つレベルの先に進む場合に、
 -同世代の話し方やトレンドをドラマで覚える
 -NHK英会話で学習範囲を広げる
 -CNNなどの興味のあるニュースをリスニングする
 -文法を再チェックする
 -字幕なしで好きな分野の映画をみる
 -英字新聞を読む
 -発音のレベルアップをはかる


〔3ヶ月で壁を破る レバレッジ・スケジューリング〕
・レバレッジ英語勉強法では、3ヶ月をワンクールとして成果を出す。
 3ヶ月という短期間に集中して一気に詰め込んだほうが、成果をだしやすい
 3ヶ月を単位にして、小さなゴールを設定する。
・スタート時に遅効性のものを一生懸命やると挫折の原因になるので、最初の3ヶ月が
 終了するまでは力をここに注いではいけません。まずは即効性を徹底的にやる。
・3ヶ月が基本コース
 レバレッジ英語勉強法では、3ヶ月間で180時間でOK。
・この3ヶ月は、強制的にでも体内時計を朝型にセット。
 時間の効率を徹底的に突き詰めると、朝型以外の生活パターンでは、英語をマスターできないと

 覚悟したほうがいい。邪魔がはいらないのは、なんといっても朝。
・3ヶ月後のゴールを俯瞰逆算してスケジューリングする。
 1ヶ月が1日ごとにはいっているカレンダーに、3ヶ月後のゴールを記入。
 英会話スクールなどのアウトプットの予定をいれていく。
 「偏った英単語100」「偏った範囲の言い回し20フレーズ」を3回転させる為、
 1日いくつ、どのようなペースでやればいいか配分する。
 「きっかけ語」「あいづち語」「リスニング」も同様。
・1日の時間割表も作成する。時間割表を見なくても無意識の習慣にすることが最終的な目的。
 これが時間割による習慣化というレバレッジ。
・1日の時間割についてのポイント
 -作業興奮を使って朝に集中する
 -タスクを毎朝、確認&チェック
 -スキマ時間はすべて英語に投資する
 -リスニングは二毛作時間に入れるのが基本(通勤の電車など)