私には、2つずつ離れた兄と弟がいる。
兄は、いかにも「長男」という感じの人で、優しくて、まじめで、
几帳面で、義理堅くて、涙がでてしまうくらい「お兄ちゃん」な人。
弟は、いかにも「次男」という感じの子で、自由で、頑固で、
やるといったらやってのけちゃうパワーのある、小さい頃から
おいしいとこ取りタイプ。
私はどっちかっていうと弟と同じタイプの人間だと思う。
そして、兄のようなタイプの人間には、心から敬意を表してしまうのだ。
そんな兄からメールが届いた。
それは、私が務めている大学での最後の講義が終わった日。
○○子へ
お疲れ様です。
今週で授業も終わりみたいで、終わってみると早いものですね。
2年間お疲れさまでした。
この2年間は思い出すといろいろあったのではないでしょうか?
○○子は、強い自分を持ち、理想を持ち、妥協できない人間だから、
周りに対して苛立ちを感じることもあったでしょうし、
それらに合わせないといけないこともあったでしょうし、
逆に教えられたことも多少あったでしょうし・・・。
あとは、若いパワーに元気をもらったりと、充実した2年だったと思います。
こちらへは、少し性格が丸くなって帰ってくるのかな?(笑)
と勝手に思っています。
また、帰国等詳細の日程が分かったら携帯のメールでも結構ですので
連絡ください。
では
兄より
3年間なのに、2年間とか書いちゃうあたりが、兄らしいところでもあり。
このメールは、兄にしか書けないな、と思う。
そして、何年たっても読み返したいメール。
弟なんて、きっと、(そろそろだっけ?お姉ちゃん帰ってくるの。)
くらいに思っているくらいなもんだろう。
いや、むしろな~んも考えてない可能性大。
家族って、そういう絶妙なバランスの中で
息づいているものなのかもしれない。
自分が自分らしくいられることを絶対的に保証される場所、
必ず受け止めてもらえるという信頼がそこにはある。
私も、愛おしくて、かけがえのない場所を作っていきたい。
お兄ちゃん、ありがとう。
