(昨日終値1万4505円、シカゴ日経平均先物 1万4710円)
意外や意外の上昇であるとともに、上昇をしてもおかしくなかったことも確か。
理由としては、FOMCの金融緩和縮小の声が高くなっているにも関わらず
上昇をしたことがあげられます。また、これまで何度も言っていますが、個人
的には縮小はしないと思っており、先日も上昇の確率が髙いと書きました。
ただ昨日はそうは言っても手控えムードから下落する可能性もあり、昨日の
ブログの表題通り「下値では買いたい」というのが本音でした。
寄り付き前はNYダウが34ドル高となったことや、円相場が落ち着いている事
から、完全なフォローの風が吹かなかったためか、主力株はまばらな状態。
外資系証券会社の注文状況は二日連続の買い越しとなりましたが、買い越し幅は
120万株と前日の五分の一でした。
寄り付きは前日比100円高となり、寄り付き前に売り買いまちまちであった主力
株も開始後はこれを中心に買いが先行。輸出株や内需系もしっかりとした動きと
なり、そのままきれいな右肩上がりの状態となりました。
1万4500円オーバーでは利益確定の動きが出るとの声も聞かれましたが、その
レベルでは止まらず、直近の高値である1万4561円を超え、7月25日以来の
1万4600円を回復しました。この上昇の背景には「先物市場を買い進め、現物
市場に裁定買いを誘い、損切りの注文が呼び込まれた」との声が聞かれました。
また9月の中間期は増配企業も多いとみられ配当取りを意識したポジション取りが
あったことも考えられます。
1万4625円を付けた後、利益確定の動きから下落し1万4400円台後半まで下落を
する場面もありましたが、押し目買いの意欲は依然として強く、引けにかけて上昇。
結局前日比193円高の1万4505円で引けました。売買高は30億8950万株、
売買代金は2兆0626億円と2兆円台を回復しています。
さて本日ですが、予想通りFOMCでは月850億ドルの資産購入維持を決定。
この発表後NYダウが急騰した一方で、円相場は98円をまたぐような円高と
なっています。前回NYダウの上昇と円高がセットとなった際は上昇幅が限定的
でしたが、今回は金融当局が購入規模縮小には景気回復のさらなる証拠が必要だ
としたことで、購入規模縮小が年末まで伸びる可能性がでてきており、流動資金
の予想よりも長い滞留が考えられます。
上値狙いとなるのは確実なのでしょう。
<本日の相場格言>
先んずれば人を制す
<本日の易経>
ひのと い = 軟弱
昨日のお告げは「軟弱」。
FOMCを前にして他の市場は下落をした一方で、日本株は上昇。
よって本日は完全に「×」となりました。
(易経通算成績表28勝21敗10引き分け)
★□本日の経済指標□★
日本時間08:50 日本8月貿易収支(1兆225億円の赤字)
日本時間17:30 英8月小売売上高
日本時間19:00 英9月CB製造業受注指数(2)
日本時間21:30 米第二四半期経常収支(963億ドル赤字)
日本時間21:30 米新規失業保険申請件数
日本時間23:00 米フィラデルフィア連銀製造業指数(10)
日本時間23:00 米8月中古住宅販売件数(525万件)
日本時間23:00 米8月景気先行指数(0.6%)
*カッコ内は全てマーケット予想

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